ポリテクセンター茨城(常総市水海道高野町591)は、求職者や在職者を対象にした短期間の職業訓練を行う公共職業能力開発促進施設であり、テクニカルオペレーション科、電気設備技術科、工場管理技術科、組込みソフトウェア科、スマート情報システム科などがあります。
ポリテクセンター茨城が実施する求職者向け職業訓練
ポリテクセンター茨城では、求職者の方を対象として、就職に必要な技能と知識を習得するための技術系の公共職業訓練を無料(テキスト代等は自己負担)で実施しています。地域企業の人材ニーズに即した訓練カリキュラムによるものづくり分野に関する技能と知識を習得するための6ヶ月または7ヶ月の公共職業訓練を行っています。 就職に必要な実践的技能と知識を基礎から学ぶことができます。
ポリテクセンター茨城 テクニカルオペレーション科 (CAD/NCコース)
訓練目標
1.切削加工基本とNC機械のプログラミングおよび加工ができる。 2.機械製図を理解し、2次元CADにより、様々な機械図面を作成することができる。
訓練期間
6ヶ月
開催月詳細
7月生:令和2年7月1日(水)~令和3年1年29日(金) ※7月2日~7月29日は訓練休
10月生:令和2年10月2日(金)~令和3年4月27日(火)※10月3日~10月28日は訓練休
1月生:令和3年1月5日(火)~令和3年7月28日(水) ※1月6日~1月31日は訓練休
ポリテクセンター茨城 電気設備技術科
訓練目標
1.電気設備工事ができる。 2.シーケンス制御およびPC制御回路の設計・施工ができる。
訓練期間
6ヶ月
開催月詳細
7月生:令和2年7月1日(水)~令和3年1年29日(金) ※7月2日~7月29日は訓練休
10月生:令和2年10月2日(金)~令和3年4月27日(火)※10月3日~10月28日は訓練休
1月生:令和3年1月5日(火)~令和3年7月28日(水) ※1月6日~1月31日は訓練休
ポリテクセンター茨城 工場管理技術科 (電気保全)
訓練目標
1.工場等の電気保全を理解し、電気設備の診断及び対策ができ、電気回路等の測定・検査、保守点検作業ができる。 2.生産管理・品質管理等の管理業務を理解し、工場の管理・改善の推進等ができる。
訓練期間
6ヶ月
開催月詳細
- 4月
- 10月
ポリテクセンター茨城 組込みソフトウェア科
訓練目標
1.マイコンのアーキテクチャ(基本設計)を理解し、ハードウェアを直接制御する関数の詳細仕様を基にコーディング及びデバッグができる。 2.OSを組込んだ機器のコーディング及びデバッグができる。
訓練期間
6ヶ月
開講月
- 4月
- 10月
ポリテクセンター茨城 スマート情報システム科
訓練目標
1.工場内における情報インフラの知識を有し、工場内ネットワークの保守・管理ができる。 2.タブレット端末等を用いた生産設備制御システムの開発・保守・管理ができる。
訓練期間
6ヶ月
開催月
- 6月
- 12月
ポリテクセンター茨城 CAD・ものづくりサポート科【女性対象コース】
訓練目標
1.製造業の原価計算と財務会計に関する実務を習得し、工場管理部門のサポート業務ができる。 2.CADシステムを活用した機械図面の作成ができる。
訓練期間
6ヶ月
開催月
- 7月
- 1月
ポリテクセンター茨城 企業実習付き訓練コース一覧
ものづくり機械加工科
生産設備メンテナンス科
ICTエンジニア科
企業実習付き訓練とは
ポリテクセンター内での訓練と、企業実習を組み合わせた、概ね55歳未満の求職者を対象とした7ヶ月コースです。
- 未経験でも無理なく就労体験ができます。
- 現場の実践的な技能と知識を習得します。
- ビジネススキル講習と企業実習で、社会人としての仕事の仕方、仕事の流れが身に付きます。
※ 企業実習付き訓練(7ヶ月コース)が追加募集後も定員に満たない場合のみ、その不足人数をビジネススキル講習後の6ヶ月コースとして募集します。
ビジネススキル講習
入所後15日間で、社会人としての基礎力を身につけ、実践的な訓練につながる技能と知識を習得します。
ビジネススキル講習カリキュラム
訓練項目 | 訓練内容 |
---|---|
就職のための職業能力開発の導入 | 訓練内容の把握、仕事理解、計画的な職業能力開発など |
チームで働く力 考え行動する力 仕事を見つける力 | アイスブレイク、コミュニケーションの基本、ビジネスマナー、仕事に必要な能力、企業が求める人材、自己アピール、自分の職業適性、興味のある仕事の検索、就職先に求める条件の整理など |
専門基礎力 | 訓練に必要な基礎技術・知識の向上、IT社会における情報セキュリティとコンプライアンス(IT倫理) |
企業実習
実習先は、求人票などから行きたい企業をご自分で選んでいただき、ポリテクセンターから実習を依頼します。
- 実際の現場を体験することで、自らの適性を見極めることができます。
- 実際の現場で必要とされる能力が明確になることで、今後の就職活動を優位に進めることができます。
- 条件が合致すれば、実習先にそのまま採用される可能性があります。お互いのことを理解した上で就職するためミスマッチを防ぐことができます。
- 2人に1人が企業実習先に就職(平成30年度実績)
ポリテクセンター茨城(常総市) アクセス
住所:〒303-0033 常総市水海道高野町591
TEL:0297-22-8845(求職者向け職業訓練)
URL: https://www3.jeed.go.jp/ibaraki/poly/
失業保険(雇用保険の失業給付)と職業訓練受講給付金
受講料は、無料です。但しテキスト代、作業服代は、実費(2,000円~15,000円程度)が必要となります。(テキスト代は受講される科によって異なります。科によっては、帽子、安全靴等もご準備していただきます。)また、訓練中のけが等に対する任意加入の「職業訓練生総合保険」がございます。(約5,000円程度)
なお、デュアルコース(企業実習付きコース)を受講される場合は、必ず「職業訓練生総合保険」に加入していただきます。
雇用保険受給資格者の方が、ハローワークの指示を受けて訓練を受講した場合は、雇用保険の失業給付が支給されます。雇用保険を受給できない方も、一定の要件を満たす場合は、職業訓練受講給付金が支給されます。詳しくは、居住地を管轄するハローワークにご相談ください。
通所は、公共交通機関の利用が原則ですが、自動車、バイク、自転車を使用した通所も可能です。雇用保険受給資格者の方で、ハローワークから受講指示を受けた方については、合理的、経済的経路により算定された通所手当が支給されます。また、自動車等を使用した通所の場合、一定の距離以上の条件を満たせば一定額の通所手当が支給されます。
但し、支給金額には上限がございますので、ご注意ください。
なお、雇用保険受給資格者以外の方につきましては、居住地を管轄するハローワークにご相談ください。