宮城県立石巻高等技術専門校(石巻市門脇)では、自動車整備科、金属加工科、木工科、配管科、溶接科などで職業訓練の受講ができます。
宮城県立石巻高等技術専門校の訓練科と費用
宮城県立石巻高等技術専門校の歴史は、県内の公共職業能力開発施設としては最も古く、昭和18年2月に「石巻造船技術補導所」として石巻市門脇町一丁目に開設し、地元の造船業界に多くの造船技能者を送り出してきました。戦後、「宮城県木工職業補導所」として、復員者、徴用解除者、引揚者、戦災者を対象とする失業対策と戦災復興のため、木工を中心に職業訓練を行ってきました。
その後、昭和39年12月に現在地(石巻市門脇字青葉西)に移転し、名称の変更、訓練科目の改廃や新設を行い、「石巻高等技術専門校」として現在に至っております。
その後は、職業能力開発促進法に基づく、公共職業能力開発施設として、新たに就職を希望する者及び職業を転換しようとする者に対し、基礎的知識・技能を指導し、産業に必要な技能労働者を養成しております。
平成29年度においては、普通課程で自動車整備士を養成する自動車整備科、溶接や旋盤加工などの技術を習得する金属加工科、家具職人・建具職人を養成する木工科の3科を計画しております。さらに、短期課程(施設内)で配管科、溶接科、の2科、施設外の委託訓練でIT基礎科、経理基礎科、医療事務科など13コースを計画しています。また、平成2年度から、訓練生を対象に求人受理・職業紹介を直接行う、無料職業紹介事業を実施しています。
普通課程 | 1年コース及び2年コースです。 ★自動車整備科 ★金属加工科 ★木工科 |
短期課程 | 6か月コースです。 ★配管科 ★溶接科 |
宮城県立石巻高等技術専門校 アクセス
〒986-0853 宮城県石巻市門脇青葉西27−1
TEL:0225-22-1719
1年コース及び2年コース
自動車整備科
訓練期間は2年間です。
定員は1学年20名です。応募対象者は高等学校を卒業(見込み)若しくは、同等以上の学力のある方を対象としています。
諸経費
- 入学金5,650円(宮城県収入証紙で納入)
- 授業料118,800円/年(4期分納)(減免制度があります)
- 教科書、作業服代等
- 1年次約60,000円
- 2年次約20,000円
金属加工科
訓練期間は1年間です。
定員は20名です。応募対象者は高等学校を卒業(見込み)若しくは、同等以上の学力のある方を対象としています。
諸経費
- 入学金 5,650円(宮城県収入証紙で納入)
- 授業料 118,800円/年(4期分納) ※減免制度があります
- 教科書、作業服代等 約60,000円
木工科
訓練期間は1年間です。
定員は10名です。応募対象者は高等学校を卒業(見込み)若しくは、同等以上の学力のある方を対象としています。
諸経費
- 入学金 5,650円(宮城県収入証紙で納入)
- 授業料 年間118,800円(4期分納)※減免制度があります
- 教科書、作業服代等 約35,000円
6か月コース
配管科(6か月コース)
定員は5名です。 所轄の各公共職業安定所にて受講指示、受講推薦又は支援指示を受けられる方を応募対象としています。
諸経費
入学金及び授業料は無料です。
教科書、作業服代等約25,000円
溶接科(6か月コース)
定員は5名です。 所轄の各公共職業安定所にて受講指示、受講推薦及び支援指示を受けられる方を応募対象としています。
諸経費
入学金及び授業料は無料です。
教科書、作業服代等 約30,000円
条件により訓練期間中、雇用保険失業給付金が支給されます
雇用保険の受給資格がある方(または、予定の方)が 公共職業安定所の受講指示を受けて入校した場合には、 訓練期間中、雇用保険失業給付金(基本手当、受講手当、該当者には通所手当)が支給されます。
※必ず住所を管轄するハローワーク(公共職業安定所)で相談を受けてから 応募してください。