ハローワーク相模原(相模原市富士見6-10-10相模原地方合同庁舎1階)では「職業相談第一部門」が、職業訓練の相談・受講申込み窓口になります。また、ハローワーク相模原には、「就職氷河期世代支援コーナー・35歳からの就職応援コーナー」があり、近隣には、マザーズハローワーク相模原(相模原市南区相模大野3-11-7相模大野B&Vビル6階)があるなど、各世代にあった職業相談ができます。
ハローワーク相模原の職業訓練窓口
ハローワーク相模原
相模原市富士見6-10-10相模原地方合同庁舎1階
ご利用時間 平日の8時30分から17時15分まで開庁。土日・祝祭日・年末年始は閉庁。
管轄区域 相模原市
神奈川県の職業訓練コース(募集時期と入校時期)
神奈川県の職業訓練は、横浜市を中心に、厚木・平塚・小田原などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)
パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。
ものづくり系のコースは、県立の職業訓練校(神奈川県立職業技術校かなテクカレッジ)では、4月生(10月から募集)と10月生(7月から募集)となり、独立行政法人の職業訓練校(ポリテクセンター関東)が、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。
また、神奈川県の長期高度人材育成コース(4月から2年間)は、毎年12月から3月にかけて募集・選考があります。
公共職業訓練(神奈川県立職業技術校かなテクカレッジ東部・西部)の募集
かなテクカレッジでは、4月生(10月から募集)と10月生(7月から募集)があります。
4月生の募集は、若年者(24歳以下)・高校推薦枠募集(10月)、4月生1期(11月)、4月生2期(1月)の募集があります。
また、4月生1期・2期の募集には、「特定世代(就職氷河期世代)優先枠」「ひとり親家庭優先枠」などの優先選考もありますので、該当する方は応募の際に確認してください。
かなテクカレッジ東部(東部総合職業技術校)、かなテクカレッジ西部(西部総合職業技術校)ともに同じ募集スケジュールです。オープンキャンパス(要予約・先着順)や体験入校(要予約・先着順)は、それぞれ実施しています。
公共職業訓練(横浜市中央職業訓練校)の募集
横浜市中央職業訓練校では、4月生(3月後半募集)、5月生(4月前半募集)、7月生(6月前半募集)、9月生(7月後半募集)、10月生(8月下旬募集)、12月生(10月下旬募集)、1月生(12月前半募集)があります。募集期間は2週間ほどです。申込み期間中に、見学会もありますので、見学会にも参加しましょう。
公共職業訓練(ポリテクセンター関東)の募集
ポリテクセンター関東(神奈川県横浜市旭区)では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、1ヶ月前ぐらいに選考があります。申込み期間中に、説明会もありますので、説明会にも参加しましょう。
公共職業訓練(民間委託訓練「即戦力」)の募集
神奈川県の公共職業訓練である民間委託訓練「即戦力」では、7月生(5月前半募集)、9月生(7月前半募集)、11月生(9月前半募集)、1月生(11月前半募集)があります。申込み期間中に、各校の見学会もありますので、見学会にも参加しましょう。選考は募集月の下旬にあります。
求職者支援訓練(神奈川労働局委託の民間教育機関訓練)の募集
神奈川県の求職者支援訓練では、訓練開始日が毎月20日前後になっています。2ヶ月ほど前から募集を開始し、申込み期間終了10日ほどで選考があります。申込み期間中に、各校の見学会もありますので、見学会にも参加しましょう。
長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの募集
神奈川県の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年12月から3月にかけて募集・選考があります。
介護福祉士、保育士、美容師、調理師、デジタル、商業実務等の募集があります。
マザーズハローワーク・わかものハローワークで職業相談
神奈川県のハローワークでは、地域ハローワークにある職業訓練相談窓口の他に、世代別に専門的な相談ができる専門ハローワークや専門支援コーナーなどでも、それぞれの世代にあった職業相談ができます。
マザーズハローワーク・マザーズコーナー
マザーズハローワーク・マザーズコーナーは、子育て中の方が仕事を探すときに、お子様連れでも利用しやすい環境で、専門的にご相談いただける窓口です
神奈川県では、マザーズハローワーク横浜(横浜市西区北幸1-11-15横浜STビル16階)・マザーズハローワーク相模原(相模原市南区相模大野3-11-7相模大野B&Vビル6階)・ハローワーク川崎マザーズコーナー(川崎市川崎区南町17-2)・ハローワーク藤沢マザーズコーナー(藤沢市朝日町5‐12藤沢労働総合庁舎)・ハローワーク大和マザーズコーナー(大和市深見西3-3-21)・ハローワーク厚木マザーズコーナー(厚木市寿町3‐7‐10)・ハローワーク港北マザーズコーナー(横浜市港北区新横浜3-24-6横浜港北地方合同庁舎)・ハローワーク川崎北マザーズコーナー(川崎市高津区久本3-5-7新溝ノ口ビル4F)・ハローワーク横須賀マザーズコーナー(横須賀市平成町2-14-19)などがあります。
わかものハローワーク・新卒応援ハローワーク
わかものハローワーク・わかもの支援コーナーは、正社員就職を目指す若者(おおむね35歳未満)を対象に、専門スタッフがマンツーマンで就職支援を行う窓口で、新卒応援ハローワークは、大学院・大学・短大・高専・専修学校などの学生・生徒の方や学校卒業後おおむね3年以内の方を対象に、担当者制による個別相談やセミナーなどの就職支援を行う窓口です。
神奈川県では、横浜わかものハローワーク(横浜市中区本町4-40横浜第一ビル9階)と、横浜新卒応援ハローワーク(横浜市西区北幸1-11-15横浜STビル16階)、川崎新卒応援ハローワーク(川崎市川崎区南町17-2ハローワーク川崎内)があります。
就職氷河期世代支援窓口・サポートコーナー
就職氷河期世代支援窓口・サポートコーナーは、就職氷河期世代(おおむね35歳~55歳)の正社員就職を目指す方のために、キャリアコンサルティングや求人開拓など、就職から職場定着まで一貫した支援を行う窓口です。
神奈川県では、ハローワーク横浜・相模原・川崎北・藤沢に「就職氷河期世代支援コーナー・35歳からの就職応援コーナー」があります。
職業訓練と雇用保険(基本手当・受講手当・通所手当)
基本手当とは
雇用保険の被保険者の方が離職し、失業中の生活を心配しないで、新しい仕事を探し、1日も早く再就職するために支給されるものです。雇用保険の一般被保険者に対する求職者給付の基本手当の所定給付日数(基本手当の支給を受けることができる日数)は、受給資格に係る離職の日における年齢、雇用保険の被保険者であった期間及び離職の理由などによって決定され、90日~360日の間でそれぞれ決められます。
受給期間の延長とは
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
- 公共職業訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、若年層向けのコースには1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。
受講手当とは
受講手当は、受給資格者が公共職業安定所長の指示した公共職業訓練等を受ける場合に支給されます。支給の対象となるのは、基本手当の支給の対象となる日のうち公共職業訓練等を受けた日です。
受講手当の日額は500円です。受講手当の上限額は20,000円です。
通所手当とは
通所手当は、受給資格者の住所又は居所から公共職業訓練等を行う施設へ通所するために交通機関、自動車等を利用する場合に支給されます。
通所手当の月額は通所方法によりますが、最高42,500円までです。
支給対象にならない日がある月については日割により減額して支給されます。