ハローワーク札幌(札幌市中央区)では、職業訓練の相談・受講申込みについては「職業相談第二部門」になります。また、ハローワーク札幌東は訓練相談コーナー、ハローワーク札幌北は職業相談第二部門が職業訓練の窓口です。マザーズハローワーク札幌(札幌市中央区北四条西5丁目大樹生命札幌共同ビル 5 階)・札幌わかものハローワーク(札幌市中央区北4条西5丁目大樹生命札幌共同ビル7階)などが札幌市内にあります。ハローワーク札幌には就職氷河期世代サポートコーナーもあります。
ハローワーク札幌・札幌東・札幌北の職業訓練担当窓口
ハローワーク札幌
ご利用時間 平日の8時30分から17時15分まで開庁。土日・祝祭日・年末年始は閉庁。
北海道札幌市中央区南10条西14
管轄区域 中央区・南区・西区・手稲区
ハローワーク札幌東 訓練相談コーナー
札幌市豊平区月寒東1条3丁目2-10
管轄区域 札幌市のうち白石区、厚別区、豊平区、清田区、北広島市
ハローワーク札幌北 職業相談第二部門
札幌市東区北16条東4丁目3番1号
管轄区域 札幌市のうち東区、北区、石狩市(浜益区を除く)、当別町
北海道の職業訓練コース(募集時期と入校時期)
北海道の職業訓練は、札幌市・旭川市・函館市を中心に、苫小牧・釧路・岩内・北見などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)
パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。
ものづくり系のコースは、県立の職業訓練校(北海道立高等技術専門学院MONOテク)では、1年・2年コースで4月入校(11月からの募集)となり、独立行政法人の職業訓練校(ポリテクセンター北海道)が、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。
また、北海道の長期高度人材育成コース(4月から2年間)は、毎年2月から3月にかけて募集・選考があります。
公共職業訓練(北海道立高等技術専門学院MONOテク)の募集
北海道立札幌高等技術専門学院などでは、1年・2年コースで4月入校(11月からの募集)なります。
一般選考の募集期間は、11月中旬から12月中旬になります。
(11月初旬から受付の「自己推薦選考」もあります。)
公共職業訓練(ポリテクセンター北海道)の募集
ポリテクセンター北海道では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、1ヶ月前ぐらいに選考があります。申込み期間中に、説明会もありますので、説明会にも参加しましょう。
公共職業訓練(民間委託訓練)の募集
北海道の公共職業訓練である民間委託訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、選考日は開講日の2〜3週間前に各校で実施されます。申込み期間中に、各校の説明会もありますので、参加しましょう。
求職者支援訓練(北海道労働局委託の民間教育機関訓練)の募集
北海道の求職者支援訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、選考日は開講日の2〜3週間前に各校で実施されます。申込み期間中に、各校の説明会もありますので、参加しましょう。
長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの募集
北海道の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年2月から3月にかけて募集・選考があります。
(札幌)介護福祉士養成科・保育士養成科・会計システム学科・情報システム学科・調理師科・トリマー科・美容師科・二級自動車整備科・土木工学科・スポーツ健康学科
(北見)介護福祉士養成科・保育士養成科・総合事務科・情報通信科・美容師養成科
(室蘭)介護福祉士養成科・保育士養成科・調理師養成科・電気工学科・情報処理科・自動車整備
(帯広)介護福祉士養成科・保育士養成科・栄養士科・医療ビジネス科
の募集があります。
マザーズハローワーク・わかものハローワークで職業相談
北海道のハローワークでは、地域ハローワークにある職業訓練相談窓口の他に、世代別に専門的な相談ができる専門ハローワークや専門支援コーナーなどでも、それぞれの世代にあった職業相談ができます。
マザーズハローワーク・マザーズコーナー
マザーズハローワーク・マザーズコーナーは、子育て中の方が仕事を探すときに、お子様連れでも利用しやすい環境で、専門的にご相談いただける窓口です
北海道では、マザーズハローワーク札幌(札幌市中央区北四条西5丁目大樹生命札幌共同ビル 5 階)・ハローワーク函館マザーズコーナー(函館市新川町26-6函館地方合同庁舎分庁舎)・ハローワーク旭川マザーズコーナー(旭川市春光町10‐58)・ハローワーク帯広マザーズコーナー(帯広市西五条南5‐2)・ハローワーク北見マザーズコーナー(北見市青葉町 6-8北見地方合同庁舎)・ハローワーク小樽マザーズコーナー(小樽市色内1-10-15)・ハローワーク釧路マザーズコーナー(釧路市富士見3‐2‐3)・ハローワーク室蘭マザーズコーナー(室蘭市中島町2-24-1栗林中島ビル1階)・ハローワーク岩見沢マザーズコーナー(岩見沢市5条東 15-7-7岩見沢地方合同庁舎1階)・ハローワーク苫小牧マザーズコーナー(苫小牧市表町5-11-5ふれんどビル3階)・ハローワーク江別マザーズコーナー(江別市四条 1 丁目)・ハローワーク千歳マザーズコーナー(千歳市東雲町4-2-6)などがあります。
わかものハローワーク・新卒応援ハローワーク
わかものハローワーク・わかもの支援コーナーは、正社員就職を目指す若者(おおむね35歳未満)を対象に、専門スタッフがマンツーマンで就職支援を行う窓口で、新卒応援ハローワークは、大学院・大学・短大・高専・専修学校などの学生・生徒の方や学校卒業後おおむね3年以内の方を対象に、担当者制による個別相談やセミナーなどの就職支援を行う窓口です。
北海道では、札幌わかものハローワーク(札幌市中央区北4条西5丁目大樹生命札幌共同ビル7階)と、札幌新卒応援ハローワーク(札幌市中央区北4条西5丁目大樹生命札幌共同ビル8階・9階)があります。
就職氷河期世代支援窓口・サポートコーナー
就職氷河期世代支援窓口・サポートコーナーは、就職氷河期世代(おおむね35歳~55歳)の正社員就職を目指す方のために、キャリアコンサルティングや求人開拓など、就職から職場定着まで一貫した支援を行う窓口です。
北海道では、ハローワーク札幌・函館に「就職氷河期世代サポートコーナー」があります。
職業訓練と雇用保険(基本手当・受講手当・通所手当)
基本手当とは
雇用保険の被保険者の方が離職し、失業中の生活を心配しないで、新しい仕事を探し、1日も早く再就職するために支給されるものです。雇用保険の一般被保険者に対する求職者給付の基本手当の所定給付日数(基本手当の支給を受けることができる日数)は、受給資格に係る離職の日における年齢、雇用保険の被保険者であった期間及び離職の理由などによって決定され、90日~360日の間でそれぞれ決められます。
受給期間の延長とは
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
- 公共職業訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、若年層向けのコースには1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。
受講手当とは
受講手当は、受給資格者が公共職業安定所長の指示した公共職業訓練等を受ける場合に支給されます。支給の対象となるのは、基本手当の支給の対象となる日のうち公共職業訓練等を受けた日です。
受講手当の日額は500円です。受講手当の上限額は20,000円です。
通所手当とは
通所手当は、受給資格者の住所又は居所から公共職業訓練等を行う施設へ通所するために交通機関、自動車等を利用する場合に支給されます。
通所手当の月額は通所方法によりますが、最高42,500円までです。
支給対象にならない日がある月については日割により減額して支給されます。