ハローワーク上野(台東区東上野2-7-5 偕楽ビル(東上野Ⅱ)2F・3F)では「職業訓練窓口」が、職業訓練の相談・受講申込み窓口になります。また、ハローワーク上野には、シニア応援コーナー(60歳以上)や、外国人の職業相談窓口があり、幅広く職業相談ができます。
ハローワーク上野の職業訓練相談窓口
ハローワーク上野
台東区東上野2-7-5 偕楽ビル(東上野Ⅱ)2F・3F
ご利用時間
平日 8:30~17:15(月・水・木)
平日 8:30~19:00(火・金)
土曜 10:00~17:00(第2・第4土曜日)
平日(火・金)の夜間(17:15~19:00)と土曜日は職業相談・職業紹介・求人情報の提供のみ
休日 土曜(第1・第3・第5)・日曜・祝日・年末年始
管轄区域 台東区
東京都の職業訓練コース(募集時期と入校時期)
東京都の職業訓練は、新宿・飯田橋を中心に、渋谷・池袋・吉祥寺・府中・八王子などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(都外のコースに応募することもできます。)
パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。
ものづくり系のコースは、東京都の公共職業訓練である東京都立職業能力開発センター各校の職業訓練は、2年コースは4月入校で、1年コースは4月入校に10月入校もあります。2〜6ヶ月のコースは、訓練科により4・7・9・10・12・3月入校とさまざまな募集があります。
また、東京都の長期高度人材育成コース(4月から2年間)は、毎年1月から3月にかけて募集・選考があります。
公共職業訓練(東京都立職業能力開発センター)の募集
東京都の公共職業訓練である東京都立職業能力開発センター各校の職業訓練は、2年コースは4月入校で、1年コースは4月入校に10月入校もあります。2〜6ヶ月のコースは、訓練科により4・7・9・10・12・3月入校とさまざまな募集があります。
4月入校の募集期間は、1月上旬から下旬になります。
また、6月入校(4月募集)・7月入校(5月募集)・8月入校(6月募集)・9月入校(6〜7月中旬まで募集)・10月入校(7月募集)・12月入校(10月)・1月入校(10〜11月中旬まで募集)・2月入校(12月募集)・3月入校(12〜1月中旬募集)が目安です。
各訓練科の申込み期間中には、各校の見学会もありますので、見学会にも参加しましょう。選考方法は、各校で「筆記試験(国語・数学/義務教育修了程度)と⾯接」です。
公共職業訓練(民間委託訓練)の募集
東京都の公共職業訓練(民間委託訓練)は、毎月入校で「4か月訓練・3か月訓練・3か月訓練(オンライン)・2か月訓練」を同時募集しています。
募集期間は毎回2週間程度で、申込み期間中に、各校の見学会もありますので、見学会にも参加しましょう。選考方法は、6か月訓練は「書類選考と各校で面接選考」、3か月訓練・2か月訓練は「書類選考」です。
また、女性向けに短期スキルアップ講座として、「女性向け委託訓練5日間コース(Word・Excel基礎科)」(定員各回10名)などもあります。
求職者支援訓練(東京労働局委託の民間教育機関訓練)の募集
東京都の求職者支援訓練は、毎月初旬の2週間ほどの期間に翌月入校生の募集があります。2週間程度の申込み期間後、2週間後ぐらいに選考日(面接選考)があり、合格発表は選考日の数日後です。公共職業訓練に比べると募集から選考・入校までの期間が短いので、ハローワークで小まめに確認しましょう。
長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの募集
東京都の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年1月から3月にかけて募集・選考があります。(応募は1月下旬までです。)
介護福祉士養成科・保育士養成科の他に、アプリWeb 制作学科 早稲田文理専門学校・ゲームクリエイター学科・電子応用工学科・Web 動画クリエイター科・バイオテクノロジー科・環境テクノロジー科・歯科技工士(CAD デザイナー)科・言語聴覚士養成科・言語聴覚療法学科・言語聴覚士養成学科・税理士科・栄養士科・栄養科・パティシエカフェ科・カフェビジネス科・調理総合本科・調理師科・パーソナルトレーナー科・コスメビューティ科・ヘアメイクビューティ科の募集があります。
また、1年コースで、調理師科・精神保健福祉士養成科・精神保健福祉士養成学科・社会福祉士一般養成科・社会福祉士養成科・義肢装具科の募集もあります。
マザーズハローワーク・わかものハローワークで職業相談
東京都のハローワークでは、地域ハローワークにある職業訓練相談窓口の他に、世代別に専門的な相談ができる専門ハローワークや専門支援コーナーなどでも、それぞれの世代にあった職業相談ができます。
マザーズハローワーク・マザーズコーナー
マザーズハローワーク・マザーズコーナーは、子育て中の方が仕事を探すときに、お子様連れでも利用しやすい環境で、専門的にご相談いただける窓口です
東京都では、マザーズハローワーク東京(渋谷区渋谷1-13-7ヒューリック渋谷ビル3階)・マザーズハローワーク日暮里別(荒川区西日暮里2-29-3日清ビル5階)・マザーズハローワーク立川(立川市柴崎町3-9-2立川駅南口東京都・立川市合同施設4階)・ハローワーク品川マザーズコーナー(港区芝5-35-3)・ハローワーク大森マザーズコーナー(大田区大森北4-16-7)・ハローワーク池袋マザーズコーナー(豊島区東池袋3‐1‐1サンシャイン60 3階)・ハローワーク木場マザーズコーナー(江戸川区船堀3-7-17第5トヨダビル6階船堀ワークプラザ)・ハローワーク八王子マザーズコーナー(八王子市旭町10-2八王子TCビル3階八王子しごと情報館内)・ハローワーク町田マザーズコーナー(町田市森野1-23-19小田急町田森野ビル2階)・ハローワーク府中マザーズコーナー(調布市国領町2-5-15コクティー2階調布国領しごと情報広場内)などがあります。
わかものハローワーク・新卒応援ハローワーク
わかものハローワーク・わかもの支援コーナーは、正社員就職を目指す若者(おおむね35歳未満)を対象に、専門スタッフがマンツーマンで就職支援を行う窓口で、新卒応援ハローワークは、大学院・大学・短大・高専・専修学校などの学生・生徒の方や学校卒業後おおむね3年以内の方を対象に、担当者制による個別相談やセミナーなどの就職支援を行う窓口です。
東京都では、東京わかものハローワーク(渋谷区渋谷2-15-1渋谷クロスタワー8階)、新宿わかものハローワーク(新宿区西新宿1-7-1松岡セントラルビル9階)、日暮里わかものハローワーク(荒川区西日暮里2-29-3日清ビル7階)と、東京新卒応援ハローワーク(新宿区西新宿2-7-1小田急第一生命ビル21階)、八王子新卒応援ハローワーク(八王子市旭町10-2八王子TCビル6階)があります。
就職氷河期世代支援窓口・サポートコーナー
就職氷河期世代支援窓口・サポートコーナーは、就職氷河期世代(おおむね35歳~55歳)の正社員就職を目指す方のために、キャリアコンサルティングや求人開拓など、就職から職場定着まで一貫した支援を行う窓口です。
東京都では、ハローワーク飯田橋・渋谷・新宿(西新宿庁舎)・池袋(サンシャイン庁舎)・足立・立川に「ミドル世代チャレンジコーナー」があります。
職業訓練と雇用保険(基本手当・受講手当・通所手当)
基本手当とは
雇用保険の被保険者の方が離職し、失業中の生活を心配しないで、新しい仕事を探し、1日も早く再就職するために支給されるものです。雇用保険の一般被保険者に対する求職者給付の基本手当の所定給付日数(基本手当の支給を受けることができる日数)は、受給資格に係る離職の日における年齢、雇用保険の被保険者であった期間及び離職の理由などによって決定され、90日~360日の間でそれぞれ決められます。
受給期間の延長とは
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
- 公共職業訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、若年層向けのコースには1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。
受講手当とは
受講手当は、受給資格者が公共職業安定所長の指示した公共職業訓練等を受ける場合に支給されます。支給の対象となるのは、基本手当の支給の対象となる日のうち公共職業訓練等を受けた日です。
受講手当の日額は500円です。受講手当の上限額は20,000円です。
通所手当とは
通所手当は、受給資格者の住所又は居所から公共職業訓練等を行う施設へ通所するために交通機関、自動車等を利用する場合に支給されます。
通所手当の月額は通所方法によりますが、最高42,500円までです。
支給対象にならない日がある月については日割により減額して支給されます。