ハローワーク浦和(さいたま市浦和区常盤5-8-40)では「職業相談部門(職業訓練窓口)」が、職業訓練の相談・受講申込み窓口になります。また、ハローワーク浦和には、35歳からの就活サポートコーナー(就職氷河期世代専門窓口)があり、近隣には、ハローワーク浦和埼玉しごとセンター・マザーズコーナー(さいたま市南区沼影1-10-1ラムザタワー3階)や、さいたま市と埼玉労働局が協働運営する「ワークステーションさいたま」(さいたま市浦和区北浦和3-3-1北浦和インフォメーションセンター)があります。
ハローワーク浦和の職業相談(職業訓練窓口)
ハローワーク浦和
さいたま市浦和区常盤5-8-40
ご利用時間 平日 8:30 ~ 17:15
土曜日・日曜日・祝日・年末年始は休み
管轄区域 さいたま市のうち中央区・桜区・浦和区・南区・緑区
ハローワーク大宮
埼玉県さいたま市大宮区大成町1-525
管轄区域 さいたま市のうち西区・北区・大宮区・見沼区・岩槻区、 鴻巣市(旧吹上町、旧川里町をのぞく)、 上尾市、桶川市、北本市、蓮田市、 北足立郡伊奈町
ハローワークプラザ大宮
さいたま市大宮区桜木町1-9-4エクセレント大宮ビル4階・6階
管轄区域 さいたま市のうち西区・北区・大宮区・見沼区・岩槻区、鴻巣市(旧吹上町、旧川里町を除く)、 上尾市、桶川市、北本市、蓮田市、 北足立郡伊奈町
埼玉県の職業訓練コース(募集時期と入校時期)
埼玉県の職業訓練は、さいたま市・春日部市・川越市を中心に、川口・熊谷・越谷などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)
パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。
ものづくり系のコースは、県立の職業訓練校(埼玉県立高等技術専門校)では、4月入校(10月募集)と10月入校(6月募集)のコースが中心となり、独立行政法人の職業訓練校(ポリテクセンター埼玉)が、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。
また、埼玉県の長期高度人材育成コース(4月から2年間)は、毎年1月から2月にかけて募集・選考があります。
公共職業訓練(埼玉県立高等技術専門校)の募集
埼玉県立高等技術専門校では、4月入校(10月募集)と10月入校(6月募集)のコースが中心です。また、毎月、施設見学会や体験付きオープンキャンパスもありますので参加しましょう。
埼玉県立高等技術専門校では、10月から4月入校生の募集が各校で始まります。
4月入校の募集は、10月に募集があり、選考日は11月です。定員の半分は高校新卒者の推薦選考(10月下旬に決定)で、年齢不問の一般選考は11月に決まります。定員に満たない場合の追加募集もあります。
埼玉県立高等技術専門校の10月入校生は、6月に募集があり選考日が7月になります。
公共職業訓練(ポリテクセンター埼玉)の募集
ポリテクセンター埼玉では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、1ヶ月前ぐらいに選考があります。申込み期間中に、説明会もありますので、説明会にも参加しましょう。
公共職業訓練(民間委託訓練)の募集
埼玉県の公共職業訓練である民間委託訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、申込み期間終了後、1週間後ほどで各校で選考があります。申込み期間中に、各校の見学会もありますので、見学会にも参加しましょう。
求職者支援訓練(埼玉労働局委託の民間教育機関訓練)の募集
埼玉県の求職者支援訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、申込み期間終了後、1週間後ほどで各校で選考があります。申込み期間中に、各校の見学会もありますので、見学会にも参加しましょう。
長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの募集
埼玉県の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年1月から2月にかけて募集・選考があります。
介護福祉士養成科・保育士養成科・栄養士養成科・調理師養成科・医療事務科・デジタル人材育成科の募集があります。
マザーズハローワーク・わかものハローワークで職業相談
埼玉県のハローワークでは、地域ハローワークにある職業訓練相談窓口の他に、世代別に専門的な相談ができる専門ハローワークや専門支援コーナーなどでも、それぞれの世代にあった職業相談ができます。
マザーズハローワーク・マザーズコーナー
マザーズハローワーク・マザーズコーナーは、子育て中の方が仕事を探すときに、お子様連れでも利用しやすい環境で、専門的にご相談いただける窓口です
埼玉県では、マザーズハローワーク大宮(さいたま市大宮区桜木町1-9-4エクセレント大宮ビル4階ハローワークプラザ大宮内)・ハローワーク川口マザーズコーナー(川口市青木3‐2‐7)・ハローワーク熊谷マザーズコーナー(熊谷市箱田5-6-2)・ハローワーク所沢マザーズコーナー(所沢市並木2-4-1航空公園駅ビル2階ハローワークプラザ所沢内)・ハローワーク川越マザーズコーナー(川越市豊田本1-19-8川越合同庁舎1階)・ハローワーク越谷マザーズコーナー(越谷市東越谷1-5-6)・埼玉しごとセンターマザーズコーナー(さいたま市南区沼影1-10-1ラムザタワービル3階)などがあります。
わかものハローワーク・新卒応援ハローワーク
わかものハローワーク・わかもの支援コーナーは、正社員就職を目指す若者(おおむね35歳未満)を対象に、専門スタッフがマンツーマンで就職支援を行う窓口で、新卒応援ハローワークは、大学院・大学・短大・高専・専修学校などの学生・生徒の方や学校卒業後おおむね3年以内の方を対象に、担当者制による個別相談やセミナーなどの就職支援を行う窓口です。
埼玉県では、埼玉わかものハローワーク(さいたま市大宮区桜木町1-9-4エクセレント大宮ビル4階)、埼玉しごとセンターわかもの支援コーナー(さいたま市南区沼影1-10-1ラムザタワー3階)、川越わかもの支援コーナー(川越市豊田本1-19-8川越合同庁舎1階ハローワーク川越内)、所沢わかもの支援コーナー(所沢市並木6-1-3所沢合同庁舎1階ハローワーク所沢内)と、埼玉新卒応援ハローワーク(さいたま市大宮区桜木町1-9-4エクセレント大宮ビル6階)、埼玉しごとセンター新卒コーナー(さいたま市南区沼影1-10-1ラムザタワー3階)があります。
就職氷河期世代支援窓口・サポートコーナー
就職氷河期世代支援窓口・サポートコーナーは、就職氷河期世代(おおむね35歳~55歳)の正社員就職を目指す方のために、キャリアコンサルティングや求人開拓など、就職から職場定着まで一貫した支援を行う窓口です。
埼玉県では、ハローワーク浦和・大宮・川口・川越に「35歳からの就活サポートコーナー(就職氷河期世代専門窓口)」があります。
職業訓練と雇用保険(基本手当・受講手当・通所手当)
基本手当とは
雇用保険の被保険者の方が離職し、失業中の生活を心配しないで、新しい仕事を探し、1日も早く再就職するために支給されるものです。雇用保険の一般被保険者に対する求職者給付の基本手当の所定給付日数(基本手当の支給を受けることができる日数)は、受給資格に係る離職の日における年齢、雇用保険の被保険者であった期間及び離職の理由などによって決定され、90日~360日の間でそれぞれ決められます。
受給期間の延長とは
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
- 公共職業訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、若年層向けのコースには1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。
受講手当とは
受講手当は、受給資格者が公共職業安定所長の指示した公共職業訓練等を受ける場合に支給されます。支給の対象となるのは、基本手当の支給の対象となる日のうち公共職業訓練等を受けた日です。
受講手当の日額は500円です。受講手当の上限額は20,000円です。
通所手当とは
通所手当は、受給資格者の住所又は居所から公共職業訓練等を行う施設へ通所するために交通機関、自動車等を利用する場合に支給されます。
通所手当の月額は通所方法によりますが、最高42,500円までです。
支給対象にならない日がある月については日割により減額して支給されます。