ハローワーク山形(山形市桧町)では、職業訓練の相談・受講申込みについては「訓練関係相談コーナー(職業相談第二部門)」になります。また、ハローワーク山形には、ハローワーク山形マザーズコーナー・山形わかもの支援コーナー・35歳からのキャリアアップコーナー(就職氷河期世代支援窓口)があり、それぞれの世代にあった職業相談ができます。
ハローワーク山形の訓練関係相談コーナー(職業相談第二部門)
ハローワーク山形 職業相談第二部門訓練関係相談コーナー
山形県山形市桧町2-6-13
ご利用時間 平日の8時30分から17時15分まで開庁。土日・祝祭日・年末年始は閉庁。
管轄区域 山形市・天童市・上山市・山辺町・中山町
山形県の職業訓練コース(募集時期と入校時期)
山形県の職業訓練は、山形市・米沢市・酒田市を中心に、鶴岡・新庄・東根・村山などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)
パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。
ものづくり系のコースは、県立の職業訓練校(山形県立職業能力開発専門校)では、1.2年コースは4月入校(11月前後の募集)となり、独立行政法人の職業訓練校(ポリテクセンター山形)が、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。
また、山形県の長期高度人材育成コース(4月から2年間)は、毎年1月から3月にかけて募集・選考があります。
公共職業訓練(山形県立山形職業能力開発専門校など)の募集
山形県立山形職業能力開発専門校では、1.2年コースは4月入校(11月前後の募集)となります。
山形県立山形職業能力開発専門校では、「自動車科(2年)」と「建設技術科(2年)」の一般選考(11月)がありますが、高校新卒者対象の推薦選考(8月募集)が定員の8割のため、一般選考は定員の2割です。(定員は20名・25名のため一般選考は各4・5名程度です。)
山形県立庄内職業能力開発センターでは、「金属技術科(1年)」の募集が、前期(10月)、後期(12月)とあり、定員配分は前期4割・後期6割で、新卒者・求職者の配分はありません。
公共職業訓練(ポリテクセンター山形)の募集
ポリテクセンター山形では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、1ヶ月前ぐらいに選考があります。申込み期間中に、説明会もありますので、説明会にも参加しましょう。
公共職業訓練(民間委託訓練)の募集
山形県の公共職業訓練である民間委託訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、開講日の2週間ほど前に、各校で選考があります。各校で開講日がさまざまなため、募集期間もそれぞれ違います。
求職者支援訓練(山形労働局委託の民間教育機関訓練)の募集
山形県の求職者支援訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、開講日の2週間ほど前に、各校で選考があります。各校で開講日がさまざまなため、募集期間もそれぞれ違います。
長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの募集
山形県の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年1月から3月にかけて募集・選考があります。
介護福祉士養成科・保育士養成科・医療ビジネス科の募集があります。
マザーズハローワーク・わかものハローワークで職業相談
山形県のハローワークでは、地域ハローワークにある職業訓練相談窓口の他に、世代別に専門的な相談ができる専門ハローワークや専門支援コーナーなどでも、それぞれの世代にあった職業相談ができます。
マザーズハローワーク・マザーズコーナー
マザーズハローワーク・マザーズコーナーは、子育て中の方が仕事を探すときに、お子様連れでも利用しやすい環境で、専門的にご相談いただける窓口です
山形県では、ハローワーク山形マザーズコーナー(山形市双葉町1-2-3山形テルサ1階)・ハローワーク米沢マザーズコーナー(米沢市金池3-1-39米沢地方合同庁舎4階)・ハローワーク酒田マザーズコーナー(酒田市中町1-4-10酒田市役所中町庁舎2階ジョブプラザさかた内)・ハローワーク鶴岡マザーズコーナー(鶴岡市道形町1-13)があります。
わかものハローワーク・新卒応援ハローワーク
わかものハローワーク・わかもの支援コーナーは、正社員就職を目指す若者(おおむね35歳未満)を対象に、専門スタッフがマンツーマンで就職支援を行う窓口で、新卒応援ハローワークは、大学院・大学・短大・高専・専修学校などの学生・生徒の方や学校卒業後おおむね3年以内の方を対象に、担当者制による個別相談やセミナーなどの就職支援を行う窓口です。
山形県では、山形わかもの支援コーナー(山形市双葉町1-2-3山形テルサ1階)と、やまがた新卒応援ハローワーク(山形市双葉町1-2-3山形テルサ1階)があります。
就職氷河期世代支援窓口・サポートコーナー
就職氷河期世代支援窓口・サポートコーナーは、就職氷河期世代(おおむね35歳~55歳)の正社員就職を目指す方のために、キャリアコンサルティングや求人開拓など、就職から職場定着まで一貫した支援を行う窓口です。
山形県では、ハローワーク山形に「35歳からのキャリアアップコーナー(就職氷河期世代支援窓口)」があります。
職業訓練と雇用保険(基本手当・受講手当・通所手当)
基本手当とは
雇用保険の被保険者の方が離職し、失業中の生活を心配しないで、新しい仕事を探し、1日も早く再就職するために支給されるものです。雇用保険の一般被保険者に対する求職者給付の基本手当の所定給付日数(基本手当の支給を受けることができる日数)は、受給資格に係る離職の日における年齢、雇用保険の被保険者であった期間及び離職の理由などによって決定され、90日~360日の間でそれぞれ決められます。
受給期間の延長とは
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
- 公共職業訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、若年層向けのコースには1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。
受講手当とは
受講手当は、受給資格者が公共職業安定所長の指示した公共職業訓練等を受ける場合に支給されます。支給の対象となるのは、基本手当の支給の対象となる日のうち公共職業訓練等を受けた日です。
受講手当の日額は500円です。受講手当の上限額は20,000円です。
通所手当とは
通所手当は、受給資格者の住所又は居所から公共職業訓練等を行う施設へ通所するために交通機関、自動車等を利用する場合に支給されます。
通所手当の月額は通所方法によりますが、最高42,500円までです。
支給対象にならない日がある月については日割により減額して支給されます。