鹿児島県で2年間の職業訓練(長期高度人材育成コース)では、歯科技工士養成科を鹿児島歯科学院専門学校 (鹿児島市照国町13番15号)に委託して実施しています。厚生労働大臣の指定を受けた養成施設において、歯科技工に関する学科及び実技の訓練を行い、歯科技工の専門職である「歯科技工士」の資格取得(国家資格)を目指す2年間のコースです。
歯科技工士養成科 鹿児島歯科学院専門学校
厚生労働大臣の指定を受けた養成施設において、歯科技工に関する学科及び実技の訓練を行い、歯科技工の専門職である「歯科技工士」の資格取得(国家資格)を目指す2年間のコースです。
訓練 科名 | 歯科技工士養成科 (鹿児島歯科学院専門学校) 7人 |
訓練 場所 | 鹿児島歯科学院専門学校(鹿児島市照国町13番15号) |
費用 | 入学金・授業料は無料です。 ※ただし、入学時に器具器材・教本等410,000円程度、2年次は国家試験、 卒業関連費として110,000円程度の自己負担が必要となります。 |
選考 | 会場:鹿児島歯科学院専門学校(鹿児島市照国町13番15号) 内容:一般常識試験・適性試験・面接試験 受験料: 10,000円。ただし、体験入学参加者は無料となります。 |
カリュキュラム
歯科技工士は歯科医療従事者として、歯の一部や全部を失い、機能低下した個々の患者さんの口腔内を再構築するための義歯(入れ歯)やクラウン、ブリッジ(被せ物)など、また歯並びの矯正を行う装置や、スポーツマウスガードなどの作製を、歯科医師の指示に基づいて行います。人の健康は、多くの健全な歯の存在と、歯並び、そして噛み合わせの関連性は重要で、よりよい生活を営むための口腔の健康維持に寄与するために、より高度な専門知識と技術を発揮できるような人材を育成します。
【訓練目標】歯科技工士免許(国家資格)の取得、正社員就職率100%など
総訓練時間 2362時間(学科 680時間,実技 1682時間)
【一般教養科目】
情報リテラシー・歯科英語歯科・体育・音楽・歯科技工造形学・歯科技工管理学・歯科技工管理学Ⅱ・コミュニケーション学
【専門科目】
顎口腔機能学・口腔・顎顔面解剖学・小児歯科技工学・歯科理工学・矯正歯科技工学・有床義歯技工学・歯冠修復技工学・歯周病学・歯科技工管理学・国試対策
【実技・専門科目】
歯牙解剖実習・顎口腔機能学実習・有床義歯技工学実習・歯冠修復技工学実習・歯科技工実習・矯正歯科技工学実習・小児歯科技工学実習・歯科理工学実習・臨床見学・試験練習・国試対策・合同実習
鹿児島歯科学院専門学校 アクセス
鹿児島歯科学院専門学校(鹿児島市照国町13番15号)
専門学校・短期大学に入校する長期高度人材育成コースとは
長期高度人材育成コースとは、保育士などの国家資格を取得するために専門学校・短期大学に入校し、大半のコースでは一般学生とともに、学科と実技を2年間(1年間コースもあり)かけて受講することで、国家資格取得や高い職業能力を習得し正社員就職を目指す職業訓練(ハロートレーニング)です。
対象となる方は、概ね55歳未満の方で、非正規雇用でお仕事をされていた方や、出産・育児等でお仕事にブランクがある方等です。
受講料無料ですが、テキスト代・実習演習材料費等(コースにより数万円から十数万円など)は自己負担となります。
また、訓練受講開始日において、雇用保険の受給資格のある方又は受給中の方で、条件を満たす方は「失業保険の受給期間の延長」の対象になります。
4月入校の職業訓練ですが、都道府県によっては数ヶ月前(12月ごろ)からの募集・選考もあるため、在職中の方も応募可能ですが、入校日前に離職していることが必要です。
失業保険の受給期間の延長
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
- 公共職業訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、国家資格等を取得するために1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。