兵庫県で2年間の職業訓練(長期高度人材育成コース)では、ICTプロフェッショナルコースを神戸情報大学院大学 情報技術研究科・情報システム専攻(神戸市中央区加納町2-1-15)に委託して実施しています。ICT分野の知識と技術力及び社会課題分野の知見を学び、これらを現実的な課題に応用して,主体的に課題解決する手法を身に付けるため、専門職学位課程の修了を目指す 2 年間の訓練を行います。
ICTプロフェッショナルコース 神戸情報大学院大学
訓練 科名 | ICTプロフェッショナルコース(神戸情報大学院大学) 定員15 名(最少開講人数 1 名) |
訓練 場所 | 神戸情報大学院大学 情報技術研究科・情報システム専攻 (神戸市中央区加納町2-1-15) |
費用 | 受講料 無料 ただし、健康診断受診料、学位記授与式諸経費等は別途自己負担となります。これらの支払 いに奨学金は利用できません。また、学校推奨のスペックを満たすノートパソコンと学外での 通信環境の準備は自己負担となります。 健康診断受診料 3,400円(予定) 同窓会入会費、学位記授与式諸経費等 10,000円(予定) |
選考 | ① 書類審査 ② 面接試験 選考場所 神戸情報大学院大学 教育研究棟 |
カリュキュラム
ICT分野の知識と技術力及び社会課題分野の知見を学び、これらを現実的な課題に応用して、主体的に課題解決する手法を身に付けるため、学校教育法に定める専門職大学院が実施する専門職学位課程の修了を目指す 2 年間の訓練を行います。
「情報システム修士(専門職)」の学位取得のためのカリキュラムとなります。
*総訓練時間(修了必修単位)1,440 時間※年間 720 時間(計 40 単位以上)
1 年次:必修 330 時間(8 単位)・選択 390 時間(26 単位)
2 年次:必修 720 時間(8 単位)
ICT科目
Linux応用、Webアプリ開発、データ構造とデータ処理、エンベデッドシステム、ソフトウェア開発特論、ソフトウェア開発特別実験、システムアーキテクチャ特論、システムアーキテクチャ特別実験、情報ネットワーク特論、情報ネットワーク特別実験
課題解決系科目
情報セキュリティ、プロジェクト管理、創造性開発演習、ビジネスプロセス特論、ビジネスプロセス特別実験、ICTビジネス特論、ICTビジネス特別実験、ICT4D特論、ICT4D特別実験
特別科目
OSS応用特別実験、国際協力特論、リーダーシップ開発演習、Eラーニング特論、都市計画特論、社会開発特論、ブロードバンドネットワークとその活用、ICT4D演習
実践科目
探究実践演習、特定課題研究A、特定課題研究B
神戸情報大学院大学 アクセス
神戸情報大学院大学 情報技術研究科・情報システム専攻(神戸市中央区加納町2-1-15)
専門学校・短期大学に入校する長期高度人材育成コースとは
長期高度人材育成コースとは、保育士などの国家資格を取得するために専門学校・短期大学に入校し、大半のコースでは一般学生とともに、学科と実技を2年間(1年間コースもあり)かけて受講することで、国家資格取得や高い職業能力を習得し正社員就職を目指す職業訓練(ハロートレーニング)です。
対象となる方は、概ね55歳未満の方で、非正規雇用でお仕事をされていた方や、出産・育児等でお仕事にブランクがある方等です。
受講料無料ですが、テキスト代・実習演習材料費等(コースにより数万円から十数万円など)は自己負担となります。
また、訓練受講開始日において、雇用保険の受給資格のある方又は受給中の方で、条件を満たす方は「失業保険の受給期間の延長」の対象になります。
4月入校の職業訓練ですが、都道府県によっては数ヶ月前(12月ごろ)からの募集・選考もあるため、在職中の方も応募可能ですが、入校日前に離職していることが必要です。
失業保険の受給期間の延長
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
- 公共職業訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、国家資格等を取得するために1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。