兵庫県で2年間の職業訓練(長期高度人材育成コース)では、税理士資格コースを大原簿記専門学校神戸校(神戸市中央区八幡通4-2-5)に委託して実施しています。国家資格である税理士試験の合格を目指すカリキュラムを通じて知識を習得し、税に関する専門的知識を持った人材を養成する2年間の訓練を行います。
税理士資格コース 大原簿記専門学校神戸校
訓練 科名 | 税理士資格コース(大原簿記専門学校神戸校) 定員4名(最少開講人数 1名) |
訓練 場所 | 大原簿記専門学校神戸校(神戸市中央区八幡通4-2-5) |
費用 | 受講料 無料 ただし、教科書代、材料費、各種検定試験受験料、国家試験受験料、学校行事参加費、 資格申請費の経費等は別途自己負担となります。 これらの支払いに奨学金は利用できません。また、 電卓(12桁)を各自準備する必要があります。 約 210,000円(テキスト代 約 160,000円、資格試験受験料等 約 50,000円) |
選考 | 面接試験 (応募者多数の場合、作文試験を追加します。) 選考場所 大原簿記専門学校神戸校 |
カリュキュラム
税理士国家試験受験資格取得のためのカリキュラムとなります。
*総訓練時間(卒業必修科目) 2,000時間
(講義 1,840時間、実技160時間)
大原簿記専門学校神戸校 アクセス
大原簿記専門学校神戸校(神戸市中央区八幡通4-2-5)
専門学校・短期大学に入校する長期高度人材育成コースとは
長期高度人材育成コースとは、保育士などの国家資格を取得するために専門学校・短期大学に入校し、大半のコースでは一般学生とともに、学科と実技を2年間(1年間コースもあり)かけて受講することで、国家資格取得や高い職業能力を習得し正社員就職を目指す職業訓練(ハロートレーニング)です。
対象となる方は、概ね55歳未満の方で、非正規雇用でお仕事をされていた方や、出産・育児等でお仕事にブランクがある方等です。
受講料無料ですが、テキスト代・実習演習材料費等(コースにより数万円から十数万円など)は自己負担となります。
また、訓練受講開始日において、雇用保険の受給資格のある方又は受給中の方で、条件を満たす方は「失業保険の受給期間の延長」の対象になります。
4月入校の職業訓練ですが、都道府県によっては数ヶ月前(12月ごろ)からの募集・選考もあるため、在職中の方も応募可能ですが、入校日前に離職していることが必要です。
失業保険の受給期間の延長
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
- 公共職業訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、国家資格等を取得するために1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。