愛知県のハローワークでは、地域ハローワークにある職業訓練相談窓口の他に、世代別に専門的な相談ができる専門ハローワークや専門支援コーナーなどでも、それぞれの世代にあった職業相談ができます。
愛知県の(マザーズ・わかもの)ハローワークで職業相談
マザーズハローワーク・マザーズコーナー
マザーズハローワーク・マザーズコーナーは、子育て中の方が仕事を探すときに、お子様連れでも利用しやすい環境で、専門的にご相談いただける窓口です
愛知県では、あいちマザーズハローワーク(名古屋市中区錦2-14-25ヤマイチビル3階)・ハローワーク春日井マザーズコーナー(春日井市南下原町2丁目14-6)・ハローワーク豊橋マザーズコーナー(豊橋市大国町111豊橋地方合同庁舎内)・ハローワーク名古屋東マザーズコーナー(名古屋市名東区平和が丘1-2)・ハローワーク刈谷マザーズコーナー(刈谷市若松町1-46-3)・ハローワーク一宮マザーズコーナー(一宮市八幡4丁目8-7一宮労働総合庁舎内)などがあります。
わかものハローワーク・新卒応援ハローワーク
わかものハローワーク・わかもの支援コーナーは、正社員就職を目指す若者(おおむね35歳未満)を対象に、専門スタッフがマンツーマンで就職支援を行う窓口で、新卒応援ハローワークは、大学院・大学・短大・高専・専修学校などの学生・生徒の方や学校卒業後おおむね3年以内の方を対象に、担当者制による個別相談やセミナーなどの就職支援を行う窓口です。
愛知県では、愛知わかものハローワーク(名古屋市中区錦2-14-25ヤマイチビル9階)と、愛知新卒応援ハローワーク(名古屋市中区錦2-14-25ヤマイチビル9階)があります。
就職氷河期世代支援窓口・サポートコーナー
就職氷河期世代支援窓口・サポートコーナーは、就職氷河期世代(おおむね35歳~55歳)の正社員就職を目指す方のために、キャリアコンサルティングや求人開拓など、就職から職場定着まで一貫した支援を行う窓口です。
愛知県では、ハローワーク名古屋中・名古屋東に「就職氷河期世代支援コーナー」、ハローワーク名古屋南・一宮「就職氷河期世代相談窓口」、ハローワーク豊田「就職氷河期支援窓口」、ハローワーク豊橋「35歳からの個別支援窓口」などがあります。
愛知県・名古屋市の求職者支援訓練 開講コース
訓練科 | 定員 | 訓練校 | 地区 |
---|---|---|---|
オフィスワークPC科 | 30 | Nパソコンスクール | 名古屋市中区 |
初歩から学べるビジネスパソコン基礎科 | 15 | 日建学院 名古屋本校 | 名古屋市中村区 |
初歩から学ぶWEB・パソコン事務科 | 10 | パソコン教室 新中島フランテ館 | 名古屋市中川区 |
WEBデザイナー科 | 28 | 環境キャリアカレッジ名古屋校 | 名古屋市千種区 |
初心者のためのネイリスト養成科 | 15 | PRECIOUS・NAIL・SCHOOL | 名古屋市西区 |
トータルエステティック科 | 25 | ビューティビジネスアカデミー名古屋校 | 名古屋市西区 |
介護が楽しくなる!介護職員養成科 | 15 | ニチイ学館 名古屋支店 名駅教室 | 名古屋市中村区 |
未経験から始めるネイリスト養成科 | 15 | サロンスタイルカレッジ | 名古屋市熱田区 |
基礎から学ぶC#プログラミング科 | 12 | コスモアカデミー | 名古屋市中区 |
宅建ビジネス科 | 15 | 日建学院 岡崎校 | 岡崎市上里 |
基礎から学ぶ医療事務養成科 | 15 | さくらビジネス専門スクール高蔵寺校 | 春日井市高蔵寺町 |
職業訓練受講給付金(求職者支援訓練)
求職者支援訓練とは
「求職者支援訓練」とは、雇用保険を受給できない求職者の方が職業訓練によるスキルアップを通じて早期の就職を目指すための制度です。
職業訓練受講給付金
職業訓練受講給付金とは、雇用保険の適用がなかった方、加入期間が足りず雇用保険の給付を受けられなかった方、雇用保険の受給が終了した方、学卒未就職者や自営廃業者の方等に対し、無料の職業訓練(求職者支援訓練)を実施し、本人収入、世帯収入及び資産要件等、一定の支給要件を満たす場合は、職業訓練の受講を容易にするために支給する給付金です。
職業訓練受講給付金の額
・給付金支給単位期間(※)ごとに10万円
ただし、日数が28日未満の給付金支給単位期間については、3,580円×日数
・あわせて交通費及び寄宿する際の費用(ともに所定の額)も支給
※ 「支給単位期間」とは、訓練の開始日から1か月ごとに区切った期間
職業訓練受講給付金の要件
給付金支給単位期間について、
① 収入が8万円以下であること
② 世帯(※)の収入が25万円以下であること
③ 世帯の金融資産が300万円以下であること
④ 現に居住する土地・建物以外に土地・建物を所有していないこと
⑤ 訓練の全ての実施日に訓練を受講していること
(やむを得ない理由により受講しなかった実施日がある場合にあっては、8割以上)
⑥ 世帯の中で他に当該給付金を受給し、訓練を受講している者がいないこと
⑦ 過去3年以内に失業等給付等の不正受給をしていないこと
※世帯=同居の又は生計を一にする別居の配偶者、子及び父母
職業訓練受講給付金の手続等
・ハローワークで個別に就職支援計画を作成し、就職支援を行う(必要に応じて個別担当者制)
・月に1回ハローワークに来所し、前月の訓練の出席状況等を確認して、給付金を支給
・ハローワークに来所しない場合は、以後不支給
・不正受給について、不正受給額(3倍額まで)の納付・返還のペナルティ
雇用保険の失業給付と求職者支援訓練
求職者支援訓練では、雇用保険の失業給付の訓練延長給付はない
公共職業訓練では「雇用保険の失業給付の訓練延長給付」がありますが、求職者支援訓練は「雇用保険を受給できない求職者」を主な対象としているため、「雇用保険の失業給付の訓練延長給付」の適用はありません。
雇用保険の失業給付受給者でも、求職者支援訓練の受講は可能
求職者支援訓練は、受講生の要件に「雇用保険の受給資格がある」ことが入っていないので、主な対象者は「雇用保険を受給できない求職者」となります。が、定員を満たしてない訓練によっては「雇用保険の受給者」でも受講が可能になることがあり、また、受講の応募についても「雇用保険の受給資格がある」ことを理由に応募ができないといったことはありません。
求職者支援訓練も対象に
雇用保険の受給資格者に対して公共職業安定所長が受講を指示する公共職業訓練等の対象に「求職者支援訓練」が追加されました。
これによって、雇用保険の受給資格者が求職者支援訓練の受講を開始する場合、訓練実施期間中に訓練延長給付(受給期間の延長)及び技能習得手当等(受講手当・通所手当)を受給することができるようになりました。