介護実務者研修科 ディスパッチカレッジ青森校
取扱校:青森県立青森高等技術専門校
資格
介護福祉士実務者研修修了/福祉用具専門相談員
訓練目標
介護利用者に対する基本的な介護技術及び福祉用具に係る知識を習得し、在宅・施設問わず介護関連業務を行う知識と技術を習得する。
訓練内容
1 | 職業能力基礎講習 | 自己理解、仕事理解、職業意識、職場内のコミュニケーション、聴き方・話し方、ビジネスマナー | 6 |
2 | 人間の尊厳と自立 | 人間の尊厳と自立 | 6 |
3 | 社会の理解Ⅰ | 介護保険制度 | 6 |
4 | 社会の理解Ⅱ | 生活と福祉、社会保障制度、障害者自立支援制度、介護実践に関する諸制度 | 36 |
5 | 介護の基本Ⅰ | 介護福祉士制度、尊厳の保持、自立に向けた介護の考え方と展開、介護福祉士の倫理 | 12 |
6 | 介護の基本Ⅱ | 介護を必要とする人の生活の理解と支援、介護実践における連携、介護における安全の確保とリスクマネジメント、介護福祉士の安全 | 24 |
7 | コミュニケーション技術 | 介護におけるコミュニケーション技術、介護場面における利用者・家族とのコミュニケーション、介護におけるチームのコミュニケーション | 24 |
8 | 介護過程Ⅰ | 介護過程の基礎的知識、介護過程の展開、介護過程とチームアプローチ | 24 |
9 | 介護過程Ⅱ | 利用者の状態(障害、要介護度、医療依存度、居住の場、家族の状況等)における事例、事例における介護過程の展開、観察のポイント、安全確保・事故防止、家族支援、他機関との連携考察 | 30 |
10 | 介護過程Ⅲ | 介護過程の展開の実際 | 30 |
11 | 発達と老化の理解Ⅰ | 老化に伴う心の変化と日常生活への影響、老化に伴うからだの変化と日常生活への影響 | 12 |
12 | 発達と老化の理解Ⅱ | 人間の成長・発達、老年期の発達・成熟と心理、高齢者に多い症状・疾病等と留意点 | 24 |
13 | 認知症の理解Ⅰ | 認知症ケアの理念、認知症による生活障害、心理・行動の特徴、認知症の人とのかかわり・支援の基本 | 12 |
14 | 認知症の理解Ⅱ | 医学的側面から見た認知症の理解、認知症の人や家族への支援の実際 | 24 |
15 | 障害の理解Ⅰ | 障害者福祉の理念、障害による生活障害、心理・行動の特徴、障害児者や家族へのかかわり・支援の基本 | 12 |
16 | 障害の理解Ⅱ | 医学的側面から見た障害の理解、障害児者への支援の実際 | 24 |
17 | こころとからだのしくみⅠ | 介護に関係した身体の仕組みの基礎的な理解(移動・移乗、食事、入浴、清潔保持、排泄、着脱、整容、口腔清潔) | 24 |
18 | こころとからだのしくみⅡ-1 | 人間の心理、人体の構造と機能 | 48 |
19 | 医療的ケア | 医療的ケア実施の基礎、喀痰吸引(基礎的知識・実施手順)、経管栄養(基礎的知識・実施手順) | 60 |
20 | 福祉用具と福祉用具専門相談員の役割 | 福祉用具の役割、福祉用具専門相談員の役割と職業倫理 | 4 |
21 | 介護保険制度等に関する基礎知識 | 介護保険制度等の考え方と仕組み、介護サービスにおける視点 | 6 |
22 | 高齢者と介護・医療に関する基礎知識 | からだとこころの理解、リハビリテーション、高齢者の日常生活の理解、介護技術、住環境と住宅改修 | 22 |
23 | 個別の福祉用具に関する知識・技術 | 福祉用具の特徴 | 10 |
24 | 福祉用具に係るサービスの仕組みと利用の支援に関する知識 | 福祉用具の供給の仕組み、福祉用具貸与計画等の意義と活用 | 9 |
25 | 福祉用具専門相談員 修了評価 | 確認試験等 | 2 |
26 | 修了評価 | 修了テスト | 5 |
27 | オリエンテーション | 労働衛生管理、安全衛生 | 1 |
1 | 生活支援技術Ⅰ | 生活支援とICF、ボディメカニクスの活用、介護技術の基本(移動・移乗、食事、入浴・清潔保持、排泄、着脱、整容、口腔清潔、家事援助等)、環境整備、福祉用具の活用等の視点 | 24 |
2 | 生活支援技術Ⅱ | 利用者の心身に合わせた介護、福祉用具等の活用、環境整備(移動・移乗、食事、入浴・清潔保持、排泄、着脱、整容、口腔清掃、睡眠、終末期の介護) | 38 |
3 | 介護過程Ⅲ | 介護過程の展開の実際、介護技術の評価 | 24 |
4 | こころとからだのしくみ Ⅱ-2 | 人間の心理、人体の構造と機能、身体の仕組み、心理・認知機能等を踏まえた介護におけるアセスメント・観察のポイント、介護・連携等の留意点(移動・移乗、食事、入浴・清潔保持、排泄、着脱、整容、口腔清潔、睡眠、終末期の介護) | 24 |
5 | 医療的ケア演習 | 喀痰吸引演習(口腔、鼻腔、気管カニューレ内部)、経管栄養演習(胃ろう、腸ろう、経鼻経管栄養)、救急蘇生法演習 | 18 |
6 | 個別の福祉用具に関する 知識・技術 | 福祉用具の活用 | 10 |
7 | 福祉用具の利用の支援に 関する総合演習 | 福祉用具による支援の手順と福祉用具貸与計画等の作成 | 6 |
8 | 施設実習 | 施設・居宅型実習、通所・小規模多機能型実習、訪問介護実習 | 36 |
福祉人材センターで求職活動
福祉人材センター・バンクは、以下の5つの事業を柱として活動を行っています。
また、事業をすすめるにあたっては、ハローワーク(公共職業安定所)や自治体、市区町村社会福祉協議会、福祉・介護事業者団体、教育関係者など、幅広い関係者・団体と連携し、福祉人材の確保・育成・定着に取り組んでいます。
理解促進
福祉の仕事について、幅広い世代に知ってもらうための取り組みを行っています。
- 小・中・高校生や保護者、地域住民に対して、授業の一環として福祉を体験する場を提供したり、休日を利用した参加型イベントを実施しています。
- スーパーやショッピングモール等で、福祉の仕事や福祉人材センター・バンクを知ってもらうイベントを開催しています。
- 介護の基礎知識や技術を学ぶ研修会を開催しています。
- ホームページやSNS等により、福祉の仕事に関する情報を発信しています。
就業促進
仕事をしたい方と職員を募集する法人・事業所の橋渡しを行っています。
- 無料職業紹介事業者の許可を得て、職業あっせんを行っています。専門知識を持った職員が丁寧に対応しています。
- 職場見学や職場体験に行って、ご自身にあった職場を探すことができます。
- 就職フェア等、求職者と法人・事業所が直接会える場を提供しています。
- 大学や専門学校において、福祉の仕事についての説明や福祉人材センター・バンクの紹介を行っています。
- 「福祉のお仕事」Webサイトで求職登録・求人登録が行えます。また、現在募集されている求人情報を閲覧できます。
福祉人材センターの相談支援
福祉の仕事に従事されている方や法人・事業所に対して、相談・支援体制を整えています。
- 福祉の仕事に従事されている方からの悩み相談を受け付けています。内容に応じて介護福祉士会等の専門職団体や弁護士等の専門家につなげることもできます。
- 法人・事業所からの人材確保等に関する相談を受け付けています。求人を登録いただいている法人・事業所を福祉人材センター職員が訪問して、アピールポイント等事業所の状況を伺っています。
- 福祉の仕事をしたい方の相談も受け付けています。ご自身の状況に応じて支援いたします。
資質向上・定着促進
福祉の仕事に従事されている方や法人・事業所に対して、研修の場を提供しています。
- 福祉の仕事に従事されている方に、階層別、テーマ別の研修会を開催して、スキルアップを支援しています。
- 法人・事業所に対して、働きやすい職場づくりに向けた人事労務管理等に関する研修会を開催して、人材確保や質の高い福祉サービスの安定的な提供を支援しています。
- 人材センターを通じて就職された方に対しては、センター職員が悩みを聞いたり、相談に応じる等のフォローアップを行っています。
その他
- 介護福祉士等届出制度による、介護分野の有資格者に対する就職支援を行っています。
- 保育士・保育所支援センターを受託して、保育士の就職支援を行っています。
- 福祉人材の確保・育成・定着に関する調査・研究を行っています。
- 上記以外にも、多様な関係団体と連携しながら、人材確保・養成・定着のためのさまざまな事業を行っています。