キャリア教育プラザ WEBデザイン・広告クリエイター養成科
熊本県で職業訓練のWEBデザインコース・WEBデザイナー講座では、WEBデザイン・広告クリエイター養成科の訓練実施施設はキャリア教育プラザ熊本研修センターで印刷物の企画・デザイン手法、印刷用入稿データ制作に関する知識・技術を習得します。
訓練概要
訓練実施機関 | キャリア教育プラザ熊本研修センター |
訓練実施施設 | キャリア教育プラザ熊本研修センター 〒862-0911 熊本市東区健軍3-39-19 タケダビルNO2 2階 |
訓練目標 | 印刷業事業所において、プリプレスデータ作成の基本操作ができる。また、広告やポスターのデザイン・制作、ホームページのデザイン・制作、運営ができる。 |
訓練概要 | 印刷物の企画・デザイン手法、印刷用入稿データ制作に関する知識・技術及びWebクリエイターに必要なスキルを習得する。 |
訓練終了後に取得できる資格 | Photoshopクリエイター能力認定試験スタンダード Illustratorクリエイター能力認定試験スタンダード Webクリエイター能力認定試験スタンダード ※全て任意受験 |
学科 Webサイトの構築、ディレクションなど
安全衛生 | VDT作業の留意点、安全衛生の必要性 | 3時間 |
色彩理論 | 色の表示、色彩調和、ビジュアルデザインと色彩、プロダクトデザインと色彩 | 6時間 |
印刷製版知識 | プリプレス概論、カラープロセス、CTPとフィルム出力、印刷、品質管理、後加工、紙面の設計、編集校正知識 | 6時間 |
Web概論 | Webサイトの構築、ディレクション、Webマーケティング | 6時間 |
実技 HTML/CSSの基本と構文、Webページの制作など
パソコン基礎 | コンピュータ概論、マウス操作、OS操作、タイピング、入力、ソフトの操作と活用(Word、Excel、PowerPoint) | 18時間 |
イラストクリエイト基礎演習 | デザインやイラストレーションに必要なクリエイト力の習得、テキストの入力と編集、オブジェクトの編集、パスの描画と編集、カラー設定(Illustrator) | 30時間 |
イラストクリエイト応用演習 | グラデーション・パターンの適用、グラフィックの作成、ブラシの適用、レイヤーの活用、イラストレーション制作演習 | 36時間 |
画像編集基礎演習 | 撮影の基本と写真の活用方法、テキストの入力と編集、パスとシェイプ、ペイント、カラーモードと色調補正、画像の入出力(Photoshop) | 24時間 |
画像編集応用演習 | 画像修整の手順、画像合成(レイヤー、マスク、フィルタ、レイヤースタイル、描画モード)、画像編集演習 | 24時間 |
HTML基礎演習 | HTML/CSSの基本と構文、Webページの制作 | 42時間 |
ページレイアウト制作演習 | 冊子物のページ管理、レイアウト、目次・索引の作成、文字組版(InDesign) | 30時間 |
Webプログラミング演習 | WordPressの基本(サイト構築、ブログサイトのカスタマイズ、固定ページ機能、カスタム投稿)JavaScriptの基本(文法、変数、演算子、配列、条件分岐、繰り返し制御、関数、HTMLとの連携)、PHPの基本(構文、演算子、制御構文)、Webサイトの制作 | 54時間 |
Webマーケティング演習 | SEO対策、広告・商品キャッチコピー・文章作成、ランディングページ制作、集客・広告配信方法、Webプロモーション広告、アクセス解析のデータをもとにした効果検証 | 54時間 |
DTP活用制作実習① | 工程管理(ヒアリング、仕様書・設計図・見積書の作成、スケジュール管理等) | 12時間 |
DTP活用制作実習② | DTP、Webを活用したコンテンツの制作 | 41時間 |
就職支援 転職面接指導・求人閲覧応募
就職支援 | 就職活動の心構え、就職活動の方法、ジョブ・カード作成支援、履歴書・職務経歴書の書き方、面接指導 | 18時間 |
WEBデザイナーのお仕事
WEBデザイナーの仕事は、WEBサイトのランディングページのビジュアルデザインを行ったり、サイト全体のデザインの統一感を管理したり、実際にHTMLやCSSを使ってWEBページをコーディングしたりといった業務を行います。HTMLやCSS、画像データの加工などのスキルは原則として必須ですが、大規模サイトの場合はコーディング作業を専門のコーダーが行うなど作業の分業化も進んでいます。
なお、WEBデザイナーの役割はビジュアルデザインだけでなくUI(ユーザーインターフェース)の策定などもあり、コーポレートサイト、キャンペーンサイト、ECサイトなどの目的に沿ったサイトデザインおよびクライアントの目的を達成するためのサイトデザインを行う必要があります。
また印刷会社ではWEBデザイナーがDTPのグラフィックデザイナーを兼務することも珍しくないようです。
身に付くスキルとステップアップ
スクール/独学でHTMLやCSSを学び、WEBページがひととおり作れるようになっても、それだけでプロのWEBデザイナーにはなれません。
ビジネス用のWEBサイトには「企業や製品をPRする」「商品を売る」などの目的があり、その目的を達成するためにはページにどのような要素が必要なのか、どんなUIが求められるのか、ユーザーに特定の行動を取らせるためにはどのようなサイト構成が望ましいか…といった多くのノウハウが必要です。何らかの形でWEBデザイナーの仕事に携わるうちにこれらのノウハウを身に付けることができるでしょう。
またフォトショップなどのクリエイター用ソフトを使ってDTPの高解像度の写真データをWEB用にリサイズしたり、特殊なエフェクトをかけたりといった最新の商業広告的なテクニック/スキルも磨くことができます。
職業訓練と雇用保険の失業給付(基本手当・受講手当・通所手当)
基本手当とは
雇用保険の被保険者の方が離職し、失業中の生活を心配しないで、新しい仕事を探し、1日も早く再就職するために支給されるものです。雇用保険の一般被保険者に対する求職者給付の基本手当の所定給付日数(基本手当の支給を受けることができる日数)は、受給資格に係る離職の日における年齢、雇用保険の被保険者であった期間及び離職の理由などによって決定され、90日~360日の間でそれぞれ決められます。
受給期間の延長とは
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 訓練などを受けるために待機している期間
- 訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、若年層向けのコースには1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。
受講手当とは
受講手当は、受給資格者が公共職業安定所長の指示した公共職業訓練等を受ける場合に支給されます。支給の対象となるのは、基本手当の支給の対象となる日のうち公共職業訓練等を受けた日です。
受講手当の日額は500円です。受講手当の上限額は20,000円です。
通所手当とは
通所手当は、受給資格者の住所又は居所から公共職業訓練等を行う施設へ通所するために交通機関、自動車等を利用する場合に支給されます。
通所手当の月額は通所方法によりますが、最高42,500円までです。
支給対象にならない日がある月については日割により減額して支給されます。
求職者支援訓練も対象に(令和4年7月1日から)
令和4年7月1日から、雇用保険の受給資格者に対して公共職業安定所長が受講を指示する公共職業訓練等の対象に「求職者支援訓練」が追加されました。
これによって、令和4年7月1日以降、雇用保険の受給資格者が求職者支援訓練の受講を開始する場合、訓練実施期間中に訓練延長給付(受給期間の延長)及び技能習得手当等(受講手当・通所手当)を受給することができるようになりました。