京都府で1年間の職業訓練(長期高度人材育成コース)では、調理師養成科を京都調理師専門学校(京都市右京区太秦安井西沢町 4-5)に委託して実施しています。養成施設において1年間、調理師として必要な知識及び技能を習得し、調理師の資格を有する専門的な人材として就職を目指していただくために実施します。
調理師養成科 京都調理師専門学校コース
訓練科名 | 調理師養成科 京都調理師専門学校コース 定員 5名 |
訓練 場所 | 京都調理師専門学校(京都市右京区太秦安井西沢町 4-5) |
費用 | 受講料は無料です。 自己負担額 190,000 円程度(教科書、包丁セット、砥石、実習服レンタル、実習靴等) 上記の自己負担額以外にも以下の項目での実費が必要です。 ・入学関係、卒業関係等諸経費(41,000 円程度) ・各種証明書手数料 ・訓練生総合保険料(8,300 円)<任意> ・再試験、再履修が決定した場合の費用 |
選考 | 【選考方法】 ① 書類審査書(※事前に作成し、当日提出していただきます) ② 面接 【選考会場】 京都調理師専門学校 【選考料】 20,000 円 |
カリュキュラム
料理の基礎を徹底的に学ぶ
基本カフェフード実習(4か月)カフェメニューや和菓子、洋菓子、製パンの基礎を身につけ、中国料理やイタリアンのワンプレートメニューなどを幅広く学びます。
調理技術の質を高める
応用日本料理/応用西洋料理実習(4か月)応用日本料理実習では、基本の調理五法「煮る・焼く・蒸す・揚げる・生食」に基づいて会席料理の献立の中から料理構成ごとに各調理法を学習し、仕上がりを意識した衛生的で段取りのよい調理を実践します。応用西洋料理実習では、調理法(ブランシール・ブイイール・ポシェ・フリール・ソテ・グリエ・グラティネ・ロティール・ブレゼ・ポワレなど)を組み合わせた調理および盛りつけなどを習得します。
活躍フィールドに合わせて技術を高める
3つの専攻から自分に合った分野を選べる!(4か月)日本料理専攻、西洋料理専攻、総合調理専攻の中から就職先の料理分野に合わせた分野を選択し勉強します。
京都調理師専門学校 アクセス
京都調理師専門学校
京都市右京区太秦安井西沢町 4-5
専門学校・短期大学に入校する長期高度人材育成コースとは
長期高度人材育成コースとは、保育士などの国家資格を取得するために専門学校・短期大学に入校し、大半のコースでは一般学生とともに、学科と実技を2年間(1年間コースもあり)かけて受講することで、国家資格取得や高い職業能力を習得し正社員就職を目指す職業訓練(ハロートレーニング)です。
対象となる方は、概ね55歳未満の方で、非正規雇用でお仕事をされていた方や、出産・育児等でお仕事にブランクがある方等です。
受講料無料ですが、テキスト代・実習演習材料費等(コースにより数万円から十数万円など)は自己負担となります。
また、訓練受講開始日において、雇用保険の受給資格のある方又は受給中の方で、条件を満たす方は「失業保険の受給期間の延長」の対象になります。
4月入校の職業訓練ですが、都道府県によっては数ヶ月前(12月ごろ)からの募集・選考もあるため、在職中の方も応募可能ですが、入校日前に離職していることが必要です。
失業保険の受給期間の延長
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
- 公共職業訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、国家資格等を取得するために1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。