京都府で2年間の職業訓練(長期高度人材育成コース)では、言語聴覚士養成科を京都医健専門学校(京都市中京区三条通室町西入衣棚町 51-2)に委託して実施しています。養成施設において2年間、言語聴覚士として必要な知識及び技能を習得し、言語聴覚士資格を有する専門的な人材として就職を目指していただくために実施します。
言語聴覚士養成科 京都医健専門学校コース
訓練科名 | 言語聴覚士養成科 京都医健専門学校コース 定員 5名 |
訓練 場所 | 京都医健専門学校(京都市中京区三条通室町西入衣棚町 51-2) |
費用 | 受講料は無料です。 1年次 165,000 円程度(テキスト代、実習服代等) 2年次 35,000 円程度(テキスト代等) 上記の自己負担額以外にも以下の項目での実費が必要です。 ・言語聴覚士受験手数料(2 年次 34,000 円) ・健康診断等費用(1 年次 24,000 円程度 2 年次 18,000 円程度) ・国家試験対策 e-learning(1 年次10,000 円 2 年次10,000 円) ・卒業関連費(2 年次 50,000 円) ・各種証明書手数料 ・訓練生総合保険料(15,400 円)<任意> ・再試験、再履修が決定した場合の費用 |
選考 | 【選考方法】 ① 小論文(論題は当日発表いたします)(試験時間50分) 論題例「医療人としての心構え」「コミュニケーション力を高めるためには」 (一般的なテーマや医療人としての心構えなどを踏まえ 800 字程度で書いてください。) ② 面接 【選考会場】 京都医健専門学校 【選考料】 30,000 円 |
カリュキュラム
カリキュラム(例)
時間割例 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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9:20~10:50 | 心理測定法 | 音響学 | 精神医学 | 臨床心理学I | 失語症 | 小児科学 |
11:00~12:30 | 耳鼻咽喉科学 | 嚥下障害概論 | 言語学I | 解剖学 | 言語発達学 | 内科学 |
13:20~14:50 | 高次脳機能障害I | 病理学 | 生涯発達心理学I | 臨床歯科学 | 構音生涯I | 臨床演習 |
15:00~16:30 | 言語発達障害概論 | 聴覚障害概論 | 医学総論 | 形成外科 | 生理学 |
専門基礎分野 リハビリテーション医学、神経系の構造・機能・病態、カウンセリング法、聴覚心理学
専門分野 失語症、聴覚検査、総合実習I・Ⅱ、嚥下障害概論、失語聴覚障害診断学I(小児)
京都医健専門学校 アクセス
京都医健専門学校
京都市中京区三条通室町西入衣棚町 51-2
専門学校・短期大学に入校する長期高度人材育成コースとは
長期高度人材育成コースとは、保育士などの国家資格を取得するために専門学校・短期大学に入校し、大半のコースでは一般学生とともに、学科と実技を2年間(1年間コースもあり)かけて受講することで、国家資格取得や高い職業能力を習得し正社員就職を目指す職業訓練(ハロートレーニング)です。
対象となる方は、概ね55歳未満の方で、非正規雇用でお仕事をされていた方や、出産・育児等でお仕事にブランクがある方等です。
受講料無料ですが、テキスト代・実習演習材料費等(コースにより数万円から十数万円など)は自己負担となります。
また、訓練受講開始日において、雇用保険の受給資格のある方又は受給中の方で、条件を満たす方は「失業保険の受給期間の延長」の対象になります。
4月入校の職業訓練ですが、都道府県によっては数ヶ月前(12月ごろ)からの募集・選考もあるため、在職中の方も応募可能ですが、入校日前に離職していることが必要です。
失業保険の受給期間の延長
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
- 公共職業訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、国家資格等を取得するために1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。