群馬県で2年間の職業訓練(長期高度人材育成コース)では、保育士養成科を学校法人昌賢学園群馬社会福祉専門学校(前橋市元総社町152)に委託して実施しています。専門学校などに入校し、所定のカリキュラムの受講修了後、保育士(国家資格)を取得して保育現場で活躍できる人材を養成することを目的に実施します。訓練生は、前橋産業技術専門校の生徒であるとともに、訓練実施校の生徒にもなります。
保育士養成科 群馬社会福祉専門学校
専門学校などに入校し、所定のカリキュラムの受講修了後、保育士(国家資格)を取得して保育現場で活躍できる人材を養成することを目的に実施します。
訓練 科名 | 保育士養成科 (群馬社会福祉専門学校) 25名 |
訓練 場所 | 群馬社会福祉専門学校(前橋市元総社町152) |
費用 | 訓練期間中の授業料は無料。 ただし、テキスト代、国家資格等の登録料、各種資格取得に係る諸費用などは自己負担。 ≪群馬社会福祉専門学校≫ 教科書代、教材費(約15万円相当)は全額学校で負担いたします。 幼稚園教諭二種免許取得は、任意受講とし費用は全額学校で負担いたします。 資格登録料等 9,000円程度 (2年間分)が自己負担となります。 *群馬県の長期高度人材育成コースでは、 一部の訓練実施校で教科書代・教材費の学校負担があり、 実質の自己負担額が少ない訓練実施校があるようです。 |
選考 | 選考場所:前橋産業技術専門校(群馬県前橋市石関町 124-1) 内容:適性検査および個人面接 (追加選考・第二志望訓練校) 本選考の合否判定後、第一志望訓練校に不合格となった方の中から、 本選考での成績上位者を対象に追加選考(第二志望選考)を行う場合があります。 |
保育士養成科は、共愛学園前橋国際大学短期大学部(前橋市昭和町3-7-27)、群馬パース大学福祉専門学校(渋川市渋川1338-4)、大原簿記情報ビジネス医療福祉保育専門学校(高崎市下和田町5-3-16)、新島学園短期大学(高崎市昭和町53)、大泉保育福祉専門学校(邑楽郡大泉町日の出56-2)でも募集があります。
カリュキュラム
訓練生は、前橋産業技術専門校の生徒であるとともに、訓練実施校の生徒にもなります。 本訓練は、訓練実施校の本科生と一緒に授業を受けることになります(選択科目や学校行事など例外もあります。)
学校法人昌賢学園群馬社会福祉専門学校
1449年(宝徳元年)長尾昌賢が学問所を開設。(本学の発祥)
長尾昌賢は本学園の祖にして現理事長・学長の遠祖。
群馬社会福祉専門学校、群馬医療福祉大学及び短期大学部を擁して、福祉・医療従事者の育成に努めて参りました。そして、教育の立場から福祉を見つめてきて、一つひとつの知識及び技術の修得は無論のこと、そこに、 人間としての根元的なもの、人格教育並びにより深い徳の涵養の重要性を痛感しています。福祉従事者の仕事は、機械を相手にすることでなく、尊厳をもった人間そのも のに愛情と信頼関係を持って相対するものだからです。「忠」「孝」「心」「愛」に基づく精神の修養を建学の精神として福祉のスペシャリストを養成致します。
保育・幼児教育を学ぶ
敷地内にある認定こども園の子どもたちと共に、学び楽しむ授業が豊富にあります。
カリキュラムは心理学や保育原理、社会福祉などの講義はもちろん、保育現場ですぐに役立つ手遊び、ピアノ、歌、表現などの実技・演習や保育園や幼稚園、障害者施設など実際の現場で学ぶ実習などで構成されています。
カリキュラムの改正に伴い、保育実習Ⅲ(施設実習)が選択できるようになり、保育園や幼稚園、認定こども園だけでなく、障がい分野への就職を視野に入れ学びを深めることができます。施設実習前には介護福祉専攻科の教員が授業を行い、実践に役立つノウハウが提供されるため、不安なく実習に取り組めます。
本校の福祉保育学科で学ぶことにより、福祉の志の高い保育士・幼稚園教諭を目指せます。
学校法人昌賢学園群馬社会福祉専門学校 アクセス
学校法人昌賢学園群馬社会福祉専門学校(前橋市元総社町152)
専門学校・短期大学に入校する「保育士養成科」などの長期高度人材育成コースとは
長期高度人材育成コースとは、保育士などの国家資格を取得するために専門学校・短期大学に入校し、大半のコースでは一般学生とともに、学科と実技を2年間(1年間コースもあり)かけて受講することで、国家資格取得や高い職業能力を習得し正社員就職を目指す職業訓練(ハロートレーニング)です。
対象となる方は、概ね55歳未満の方で、非正規雇用でお仕事をされていた方や、出産・育児等でお仕事にブランクがある方等です。
受講料無料ですが、テキスト代・実習演習材料費等(コースにより数万円から十数万円など)は自己負担となります。
また、訓練受講開始日において、雇用保険の受給資格のある方又は受給中の方で、条件を満たす方は「失業保険の受給期間の延長」の対象になります。
4月入校の職業訓練ですが、都道府県によっては数ヶ月前(12月ごろ)からの募集・選考もあるため、在職中の方も応募可能ですが、入校日前に離職していることが必要です。
失業保険の受給期間の延長
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
- 公共職業訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、国家資格等を取得するために1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。
群馬県の職業訓練コース(募集時期と入校時期)
パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。
ものづくり系のコースは、県立の職業訓練校(群馬県立産業技術専門校)では、1年、2年コースで4月入校(10月からの募集、その後順次追加募集あり)となり、独立行政法人の職業訓練校(ポリテクセンター群馬)が、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。
また、群馬県の長期高度人材育成コース(4月から2年間)は、毎年2月から3月にかけて募集・選考があります。
公共職業訓練(群馬県立産業技術専門校)の募集
群馬県立産業技術専門校では、1年、2年コースで4月入校(10月からの募集、その後順次追加募集あり)となります。
4月入校は、推薦募集(10月)、一般募集(10月)となります。また追加日程として12月から3月まで毎月の募集が予定されていますが、追加募集は、定員に満たない訓練科のみの募集となります。
公共職業訓練(ポリテクセンター群馬)の募集
ポリテクセンター群馬では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、1ヶ月前ぐらいに選考があります。申込み期間中に、説明会もありますので、説明会にも参加しましょう。
公共職業訓練(民間委託訓練)の募集
群馬県の公共職業訓練である民間委託訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、募集締め切りから2週間ほど後に、各校で選考があります。各校で開講日がさまざまなため、募集期間もそれぞれ違います。
求職者支援訓練(群馬労働局委託の民間教育機関訓練)の募集
群馬県の求職者支援訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、募集締め切りから1週間ほど後に、各校で選考があります。各校で開講日がさまざまなため、募集期間もそれぞれ違います。
長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの募集
群馬県の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年1月から3月にかけて募集・選考があります。
介護福祉士コース・保育士コース・栄養士コース・准看護師コース・デジタル人材育成コースの募集があります。