愛媛県で2年間の職業訓練(長期高度人材育成コース)では、栄養士養成科を松山東雲短期大学食物栄養学科 (桑原3-2-1)に委託して実施しています。愛媛県では、子育て中の女性の方や非正規雇用の方等の学び直し、いわゆる「リカレント教育」を推進するため、短期大学に委託して、栄養士の資格取得及び正社員就職を目標とする職業訓練を実施します。
栄養士養成科 松山東雲短期大学食物栄養学科
愛媛県では、子育て中の女性の方や非正規雇用の方等の学び直し、いわゆる「リカレント教育」を推進するため、短期大学に委託して、栄養士の資格取得及び正社員就職を目標とする職業訓練を実施します。
訓練 科名 | 栄養士養成科(松山東雲短期大学食物栄養学科) 定員10名 |
訓練 場所 | 松山東雲短期大学食物栄養学科 (桑原3-2-1) |
費用 | 入校選考料、入校料、受講料は無料 自己負担額 約19万円程度(テキスト代:約57,000円、実習着代:約12,000円、その他:約120,000円) |
選考 | 入校選考 書類選考、面接、一般常識試験 |
カリュキュラム
栄養士になるための6つの学び | 1年次 | 2年次 |
人体の構造と機能 | ・解剖学 ・生理学 ・生化学 | ・臨床生理生化学 ・生理生化学実験 |
食品と衛生 | ・食品学総論 ・食品学各論 ・食品学基礎実験 | ・食品衛生学 ・食品衛生学実験 ・食品学総論実験 |
栄養と健康 | ・基礎栄養学 ・臨床栄養学 ・応用栄養学 | ・臨床栄養管理 ・臨床栄養学実習 ・栄養学実習 |
栄養の指導 | ・栄養教育論Ⅰ ・栄養教育論実習Ⅰ | ・栄養教育論Ⅱ ・栄養教育論実習Ⅱ ・公衆栄養学 |
社会生活と健康 | ・社会福祉概論 ・公衆衛生学 | |
給食の運営 | ・調理学実習Ⅰ・Ⅱ ・調理学 ・食べ物と調理 ・給食計画・実務論 ・給食計画実務実習 | ・給食管理実習Ⅰ ・給食管理実習Ⅱ (郊外実習) |
松山東雲短期大学食物栄養学科 アクセス
松山東雲短期大学食物栄養学科(松山市桑原3-2-1)
専門学校・短期大学に入校する長期高度人材育成コースとは
長期高度人材育成コースとは、保育士などの国家資格を取得するために専門学校・短期大学に入校し、大半のコースでは一般学生とともに、学科と実技を2年間(1年間コースもあり)かけて受講することで、国家資格取得や高い職業能力を習得し正社員就職を目指す職業訓練(ハロートレーニング)です。
対象となる方は、概ね55歳未満の方で、非正規雇用でお仕事をされていた方や、出産・育児等でお仕事にブランクがある方等です。
受講料無料ですが、テキスト代・実習演習材料費等(コースにより数万円から十数万円など)は自己負担となります。
また、訓練受講開始日において、雇用保険の受給資格のある方又は受給中の方で、条件を満たす方は「失業保険の受給期間の延長」の対象になります。
4月入校の職業訓練ですが、都道府県によっては数ヶ月前(12月ごろ)からの募集・選考もあるため、在職中の方も応募可能ですが、入校日前に離職していることが必要です。
失業保険の受給期間の延長
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
- 公共職業訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、国家資格等を取得するために1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。