岩手県で2年間の職業訓練(長期高度人材育成コース)では、保育士養成科を盛岡医療福祉スポーツ専門学校(盛岡市大沢川原3-5-18)に委託して実施しています。岩手県が、専門学校等に委託して行う公共職業訓練(ハロートレーニング)です。専門学校のこども未来学科に入学し、保育士として必要な知識・技能を取得します。
保育士養成科 盛岡医療福祉スポーツ専門学校
訓練 科名 | 保育士養成科 (盛岡医療福祉スポーツ専門学校) 3人程度 |
訓練 場所 | 盛岡医療福祉スポーツ専門学校(盛岡市大沢川原3-5-18) |
募集 対象 | 次のすべてを満たす方 ・ 高等学校を卒業、またはそれと同等程度の学歴を持っている方、かつ、ハローワークに求職の申し込みをし、公共職業安定所長の受講指示、受講推薦又は支援指示を受けられる方 ・ 24か月の訓練期間に、保育士の国家資格を取得し、訓練修了後3か月以内に正社員就職を目指す強い意志のある方 ・ ハローワークの職業相談(ジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティング)で訓練の受講が必要と認められる方 公共職業安定所(ハローワーク)の受講指示を受けて入校された方には、雇用保険の失業給付 (基本手当・受講手当・通所手当)が支給される場合があります。 |
費用 | 授業料無料(ただし、教科書・実習服代等の実費として、自己負担あり。) 盛岡医療福祉スポーツ専門学校での自己負担額 (2年分) テキスト代 21,165円、材料費 71,315円、その他 83,520円 |
選考 | 入学検定料:20,000円(盛岡医療福祉スポーツ専門学校の場合) 選考場所:盛岡医療福祉スポーツ専門学校(盛岡市大沢川原3-5-18) 内容:面接 |
保育士養成科は、専修大学北上福祉教育専門学校(北上市)、修紅短期大学(一関市)、北日本医療福祉専門学校(盛岡市)でも募集があります。
カリュキュラム
訓練内容 専門学校のこども未来学科に入学し、保育士として必要な知識・技能を取得します。
【カリキュラム例:一部抜粋】子ども家庭福祉、保育の心理学、子どもの食と栄養、音楽(器楽・声楽)、図画工作、保育実習
盛岡医療福祉スポーツ専門学校
「“ありがとう”と言われる自分を目指して」をコンセプトに、「豊かな心と確かな技術を持って地域社会に貢献する人材の育成」を目指しています。
国家資格や各種専門資格・検定の取得はもちろん、福祉・医療・こども・スポーツ分野に必要な
コミュニケーション能力や協働性などといった人間力の向上にも力を入れています。
地域連携活動や被災地支援活動、校内外のイベントへの参加を通し、人と人とのつながり、社会のしくみ、そして誰かのために働くことの意味を身をもって体感することで、思いやりと広い視野を持って柔軟に社会に対応できる人材を育てます。
授業例
【実習研究演習】教育実習や保育実習の前に実習について事前学習を深め、学生自身が保育の研究や調査を進めていきます。モリイの連携幼稚園・保育園で体験実習を行い、直接こどもと触れ合う中で、こども理解を深めます。
【国語表現法】文章表現の基本から論文やレポートの書き方、新聞の読み取り方などを学びます。特に保育に関係する記事にも目を向け、興味・関心を深めるとともに、保育者の伝達方法としての文章スキルの上達を目指します。
【こどもの遊び実践】毎日のこどもたちの遊びと生活を学び、授業で実践します。季節の行事や制作、手遊びを学び、実習や現場につなげていきます。学生が保育者の役になったり、こどもの役になったりする模擬保育(ロールプレイング)を行う中で、保育の技術も身につけます。
【幼児体育】乳幼児の身体の発達や運動遊びについて理解し、実際に学生自身が体験します。縄跳びやマット運動などの遊具遊びや、こどもたちに流行している体操やダンスなど、ゲーム的な要素を取り入れながら、楽しく運動します。
盛岡医療福祉スポーツ専門学校 アクセス
盛岡医療福祉スポーツ専門学校(盛岡市大沢川原3-5-18)