奈良県で2年間の職業訓練(長期高度人材育成コース)では、栄養養成科を奈良佐保短期大学(奈良市鹿野園町806)に委託して実施しています。栄養士養成課程のカリキュラムを軸に、講義で知識、演習・実習を通して実践力を習得した人材を養成することを訓練目標とする。
栄養士養成科 奈良佐保短期大学
訓練 科名 | 栄養士養成科 ( 奈良佐保短期大学 ) 定員10名 |
訓練 場所 | 奈良佐保短期大学(奈良市鹿野園町806) |
募集 対象 | 公共職業安定所に求職申し込みをした者であって、公共職業安定所長の受講指示、受講推薦 又は支援指示を受けることができる者。 |
費用 | ○入学金・授業料:無料 ○教科書・実習着:実習諸経費 1年次:約 80,000円 2年次:約 40,000円 ○Chromebook 1年次:約36,300円 ○後援会費:1年次:約24,000円 2年次:約24,000円 ○学友会費:1年次:約 3,000円 合計 約 207,300円 |
選考 | 選考場所 奈良佐保短期大学 作文(40分) 面接(10分) |
カリュキュラム
栄養士養成課程のカリキュラムを軸に、講義で知識、演習・実習を通して実践力を習得した人材を養成することを訓練目標とする。栄養士資格を有する専門的な人材として、様々な施設で対象者に応じた給食の運営や栄養指導など専門性を活かした職種への就職を目指す。
1.社会生活と健康・人体の構造と機能
公衆衛生学、社会福祉概論、人体の構造と機能、生理学実習、運動生理学、生化学、生化学実験
2.食品と衛生
食品科学、食品材料学(加工学を含む)、食品学実験、食品衛生学、食品衛生学実習
3.栄養と健康・栄養の指導
基礎栄養学、応用栄養学、応用栄養学実習、臨床栄養学、食事療法論、食事療法実習、栄養指導論、栄養指導論実習、公衆栄養学
4. 給食の運営
給食実務論、給食計画論、給食管理実習、学外実習、調理学、調理実習
5.未来科科目
生活と未来、体育(健康・スポーツ論)、コミュニケーション演習、食育実践演習
6.その他の講座
キャリアデザイン、情報処理演習、社会学、心理学、データサイエンス、奈良の伝統文化、英語、英会話、フランス語
奈良佐保短期大学 アクセス
奈良佐保短期大学(奈良市鹿野園町806)
専門学校・短期大学に入校する長期高度人材育成コースとは
長期高度人材育成コースとは、保育士などの国家資格を取得するために専門学校・短期大学に入校し、大半のコースでは一般学生とともに、学科と実技を2年間(1年間コースもあり)かけて受講することで、国家資格取得や高い職業能力を習得し正社員就職を目指す職業訓練(ハロートレーニング)です。
対象となる方は、概ね55歳未満の方で、非正規雇用でお仕事をされていた方や、出産・育児等でお仕事にブランクがある方等です。
受講料無料ですが、テキスト代・実習演習材料費等(コースにより数万円から十数万円など)は自己負担となります。
また、訓練受講開始日において、雇用保険の受給資格のある方又は受給中の方で、条件を満たす方は「失業保険の受給期間の延長」の対象になります。
4月入校の職業訓練ですが、都道府県によっては数ヶ月前(12月ごろ)からの募集・選考もあるため、在職中の方も応募可能ですが、入校日前に離職していることが必要です。
失業保険の受給期間の延長
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
- 公共職業訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、国家資格等を取得するために1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。