奈良県で2年間の職業訓練(長期高度人材育成コース)では、言語聴覚士養成科を関西学研医療福祉学院(奈良市右京1-1-5) に委託して実施しています。言語聴覚士養成課程のカリキュラムを中心に、座学での知識と実践に即した言語療法技術を習得し、言語聴覚士に関する専門知識を持った人材を養成することを訓練目標とする。
言語聴覚士養成科 関西学研医療福祉学院
訓練 科名 | 言語聴覚士養成科(関西学研医療福祉学院) 定員10名 |
訓練 場所 | 関西学研医療福祉学院(奈良市右京1-1-5) |
費用 | ○入学金・授業料:無料 ○教科書・実習着等:約 234,000円 ○総合保険:約3,700円 ○実習諸経費:約96,500円 ○日本言語聴覚士協会入会:約8,000円 ○国家試験受験料:約34,300円 ○諸経費:約 10,000円 合計 約386,500円 |
選考 | 選考場所 関西学研医療福祉学院 適性検査(30分) 面接(15分) |
カリュキュラム
言語聴覚士養成課程のカリキュラムを中心に、座学での知識と実践に即した言語療法技術を習得し、言語聴覚士に関する専門知識を持った人材を養成することを訓練目標とする。言語聴覚士資格を取得し、医療施設、福祉施設、教育機関などにおいて、専門性を活かした職種への就職を目指す。
1.専門基礎分野
基礎医学、臨床医学、臨床歯科医学、音声・言語・聴覚医学、心理学、言語学、音声学、音響学、言語発達学、社会福祉・教育
2.専門分野
言語聴覚障害学総論、失語・高次脳機能障害学、言語発達障害学、発声発語・嚥下障害学、聴覚障害学、臨床実習
関西学研医療福祉学院 アクセス
関西学研医療福祉学院(奈良市右京1-1-5)
専門学校・短期大学に入校する長期高度人材育成コースとは
長期高度人材育成コースとは、保育士などの国家資格を取得するために専門学校・短期大学に入校し、大半のコースでは一般学生とともに、学科と実技を2年間(1年間コースもあり)かけて受講することで、国家資格取得や高い職業能力を習得し正社員就職を目指す職業訓練(ハロートレーニング)です。
対象となる方は、概ね55歳未満の方で、非正規雇用でお仕事をされていた方や、出産・育児等でお仕事にブランクがある方等です。
受講料無料ですが、テキスト代・実習演習材料費等(コースにより数万円から十数万円など)は自己負担となります。
また、訓練受講開始日において、雇用保険の受給資格のある方又は受給中の方で、条件を満たす方は「失業保険の受給期間の延長」の対象になります。
4月入校の職業訓練ですが、都道府県によっては数ヶ月前(12月ごろ)からの募集・選考もあるため、在職中の方も応募可能ですが、入校日前に離職していることが必要です。
失業保険の受給期間の延長
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
- 公共職業訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、国家資格等を取得するために1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。