大阪府で2年間の職業訓練(長期高度人材育成コース)では、保育士養成科を日本メディカル福祉専門学校(大阪市東淀川区 )に委託して実施しています。4月開講の訓練を受講される方は、指定保育士養成施設において、昼間の2年間の訓練を受講し、修学により、2年後の3月の卒業時に保育士となる資格を取得します。
保育士養成コース 日本メディカル福祉専門学校
4月開講の訓練を受講される方は、指定保育士養成施設において、昼間の2年間の訓練を受講し、修学により、2年後の3月の卒業時に保育士となる資格を取得します。
訓練 科名 | 保育士養成科 (日本メディカル福祉専門学校) 15人 |
訓練 場所 | 日本メディカル福祉専門学校(大阪市東淀川区) |
費用 | 受講料は無料です。 ただし、訓練に必要なテキスト代、教材費及び実習着等の自己負担。 日本メディカル福祉専門学校(77,902 円) |
選考 | 選考場所:各訓練実施校 (別途訓練実施校へ受験時間の電話予約が必要) 内容:筆記(諸論文)、個別面接など各訓練校による |
保育士養成科は、南海福祉看護専門学校(高石市千代田)、箕面学園福祉保育専門学校(箕面市箕面)、大阪保育こども教育専門学校(大阪市淀川区)、大阪保育福祉専門学校(三島郡島本町)でも募集しています。
カリュキュラム
心理学理論と心理的支援 心理学の基本と心理的支援の基本を学ぶ
社会学と社会システム 社会学に親しみを持ち、興味を持つ学び
医学概論 基本的な人体に対する知識を得る
英語 幼児が楽しめる英語の歌も学ぶ(実技15h)
体育(講義)・体育(実技) 体育の理論と実践(実技45h)
保育原理・教育原理 保育者となるための基本的な理論
子ども家庭福祉 児童家庭福祉制度の体系とその役割
社会福祉 社会福祉の体系とその役割
子ども家庭支援論 家庭支援の意義と役割
社会的養護Ⅰ 社会的養護と児童家庭福祉の関係
保育者論 保育者としての役割と使命
保育の心理学 保育実践にかかわる心理学の知識
子ども家庭支援の心理学 家庭支援の意義と役割の理解
子どもの理解と援助 子どもの心身の発達と保育実践(演習15h)
子どもの保健 乳幼児の健康管理における医学的な基礎知識
子どもの食と栄養 子どもの食生活、栄養に関する基礎知識(演習15h)
障害者福祉 障がい者(児)に対する支援と制度の理解
地域福祉と包括的支援体制 地域生活の課題の現状を踏まえ、包括的支援体制における保育士の役割を学ぶ
保育所実習Ⅰ・Ⅱ 保育士の職務、他職種との連携(実習120h)
施設実習Ⅰ・Ⅱ 児童の利用する施設の意義と社会的役割(実習120h)
保育実習指導Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 実りある実習のための知識と技術(実技45h)
保育実践演習Ⅰ・Ⅱ 現状分析、検討、課題解決の対応(実技60h)
日本メディカル福祉専門学校 アクセス
日本メディカル福祉専門学校(大阪市東淀川区大桐2丁目6番6号)
専門学校・短期大学に入校する「保育士養成科」などの長期高度人材育成コースとは
長期高度人材育成コースとは、保育士などの国家資格を取得するために専門学校・短期大学に入校し、大半のコースでは一般学生とともに、学科と実技を2年間(1年間コースもあり)かけて受講することで、国家資格取得や高い職業能力を習得し正社員就職を目指す職業訓練(ハロートレーニング)です。
対象となる方は、概ね55歳未満の方で、非正規雇用でお仕事をされていた方や、出産・育児等でお仕事にブランクがある方等です。
受講料無料ですが、テキスト代・実習演習材料費等(コースにより数万円から十数万円など)は自己負担となります。
また、訓練受講開始日において、雇用保険の受給資格のある方又は受給中の方で、条件を満たす方は「失業保険の受給期間の延長」の対象になります。
4月入校の職業訓練ですが、都道府県によっては数ヶ月前(12月ごろ)からの募集・選考もあるため、在職中の方も応募可能ですが、入校日前に離職していることが必要です。
失業保険の受給期間の延長
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
- 公共職業訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、国家資格等を取得するために1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。
大阪府の職業訓練コース(募集時期と入校時期)
パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。
ものづくり系のコースは、県立の職業訓練校(大阪府立高等職業技術専門校)では、4月入校(11月・12月・2月募集)と10月入校(6〜9月募集)となり、独立行政法人の職業訓練校(ポリテクセンター関西)が、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。
また、大阪府の長期高度人材育成コース(4月から2年間)は、毎年2月から3月にかけて募集・選考があります。
公共職業訓練(大阪府立高等職業技術専門校)の募集
大阪府立高等職業技術専門校では、4月入校(11月・12月・2月募集)と10月入校(6〜9月募集)のコースとなります。
4月入校の募集は、12月選考(11月募集)・2月選考(12月から1月募集)・3月選考(2月募集)があり、訓練科の定員が20名の場合だと、12月選考で5名・2月選考で7名・3月選考で8名というように定員を分割して募集しています。
10月入校では、1年コースの北大阪校(ロボテックオートメーション科)、南大阪校(空調設備科)や、6ヶ月コースの東大阪校(機械加工営業科・機械CADデザイン科・ビル管理科)、夕陽丘校(ビル設備管理科・ビルクリーニング管理科・建築内装CAD科)などがあります。
10月入校の募集も、8月選考(6〜7月募集)・9月選考1(7〜8月募集)・9月選考2(8〜9月募集)があり、定員も分割して募集しています。
公共職業訓練(ポリテクセンター関西)の募集
ポリテクセンター関西(大阪府摂津市)では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、1ヶ月前ぐらいに選考があります。申込み期間中に、説明会もありますので、説明会にも参加しましょう。
公共職業訓練(民間委託訓練)の募集
大阪府の公共職業訓練である民間委託訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、選考が10日前後に各校であり、合格発表は1週間ほどで郵送で届き、月初から訓練開始です。申込み期間中に、各校で見学会もありますので、見学会にも参加しましょう。
求職者支援訓練(大阪労働局委託の民間教育機関訓練)の募集
大阪府の求職者支援訓練では、毎月月初から翌月25日前後に開講のコースの募集を実施しています。選考日は月末で、選考結果通知が翌月初旬です。
長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの募集
大阪府の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年2月から3月にかけて募集・選考があります。
介護福祉士養成コース・保育士養成コース・電気デジタル情報科(電気主任技術者)の募集があります。