大阪府で2年間の職業訓練(長期高度人材育成コース)では、言語聴覚士養成コースを大阪医専(大阪市北区大淀中一丁目10番3号 )に委託して実施しています。厚生労働大臣指定の言語聴覚士養成課程のカリキュラムを中心に、座学での知識と実践に即した言語療法にかかる技術や知識を習得する。
言語聴覚士養成コース 大阪医専
厚生労働大臣指定の言語聴覚士養成課程のカリキュラムを中心に、座学での知識と実践に即した言語療法にかかる技術や知識を習得する。
訓練 科名 | 言語聴覚士養成コース (大阪医専) 10人 |
訓練 場所 | 大阪医専(大阪市北区大淀中一丁目10番3号) |
費用 | 受講料は無料です。 ただし、訓練に必要なテキスト代、教材費及び実習着等の自己負担。 |
選考 | 選考場所:大阪医専(大阪市北区大淀中一丁目10番3号) 内容:筆記試験(適性診断)、面接 |
カリュキュラム
厚生労働大臣指定の言語聴覚士養成課程のカリキュラムを中心に、座学での知識と実践に即した言語療法にかかる技術や知識を習得する。
言語聴覚士とは、コミュニケーション障がいを持つ方へリハビリを行う医療従事者である。障がいのメカニズムを知る為に検査や評価を実施し、その後に訓練や指支援を行っていく。忘れてはならないことが、対象者へ「寄り添う」という心のサポートである。医師や看護師など多職種と連携をして働く中で、コミュニケーション能力も求められることとなる。これら一連を座学や演習を通して身に着けた言語聴覚士を養成する訓練である。
言語聴覚士資格(国家資格)を有する専門的な人材として、医療・福祉・保健の現場において、正職員として就職して活躍できる人材。
大阪医専
大阪医専は、臨床・看護・歯科医療・リハビリテーション・スポーツ健康・東洋医療・福祉の7分野を網羅し、隣接領域も複合的に学ぶことができる、新時代にふさわしい画期的な教育構想のもとに設立されたコ・メディカルの総合校です。
私立学校法第64条第4項に定められた学校法人であり、学校教育法第124条にもとづく専修学校です。この専修学校制度は、’76年に制定され、以来、実社会で役立つ知識・技術を修得する高等教育機関として、社会から多くの支持を得ています。また、保健師助産師看護師法・理学療法士および作業療法士法など所定分野の法にもとづく養成施設として、厚生労働大臣の指定を受けています。
大阪医専 アクセス
大阪医専(大阪市北区大淀中一丁目10番3号)
専門学校・短期大学に入校する長期高度人材育成コースとは
長期高度人材育成コースとは、保育士などの国家資格を取得するために専門学校・短期大学に入校し、大半のコースでは一般学生とともに、学科と実技を2年間(1年間コースもあり)かけて受講することで、国家資格取得や高い職業能力を習得し正社員就職を目指す職業訓練(ハロートレーニング)です。
対象となる方は、概ね55歳未満の方で、非正規雇用でお仕事をされていた方や、出産・育児等でお仕事にブランクがある方等です。
受講料無料ですが、テキスト代・実習演習材料費等(コースにより数万円から十数万円など)は自己負担となります。
また、訓練受講開始日において、雇用保険の受給資格のある方又は受給中の方で、条件を満たす方は「失業保険の受給期間の延長」の対象になります。
4月入校の職業訓練ですが、都道府県によっては数ヶ月前(12月ごろ)からの募集・選考もあるため、在職中の方も応募可能ですが、入校日前に離職していることが必要です。
失業保険の受給期間の延長
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
- 公共職業訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、国家資格等を取得するために1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。