佐賀県で2年間の職業訓練(長期高度人材育成コース)では、保育士養成科を学校法人佐賀龍谷学園九州龍谷短期大学(鳥栖市村田町岩井手 1350)に委託して実施しています。保育士養成科課程の必要な単位を修得して、卒業と同時に保育士資格(国家資格)を取得し、保育士を目指します。
保育士養成科 九州龍谷短期大学
保育士養成科課程の必要な単位を修得して、卒業と同時に保育士資格(国家資格)を取得し、保育士を目指す。
訓練 科名 | 保育士養成科 (九州龍谷短期大学) 定員3名 |
訓練 場所 | 九州龍谷短期大学(鳥栖市村田町岩井手 1350) |
募集 対象 | ① 国家資格等高い知識及び技能を習得し、訓練に関連する職業の正社員就職を希望 する者 ② 当該訓練コースを修了し対象資格等を取得する明確な意思を有する者 ③ ハローワークにおける職業相談において、ジョブ・カー ドを活用したキャリアコン サルティングを受け、当該訓練コースの受講が必要と認められる者 ④ 高等学校卒業又は高等学校卒業と同等の学力を有する者 訓練期間中、雇用保険受給者は、雇用保険基本手当等を受給することができます。 |
費用 | 無料※入校に関する委託先への入学金、学費は無料です。 ただし、教科書代等 160,000 円(税別)程度は自己負担です。 また、同窓会費等で29,000円 (税別)程度も任意で必要となります。 |
選考 | 会場:佐賀県立産業技術学院(多久市多久町 7183-1) 内容:(1)作文試験(800 字以内)(2)学科試験(一般常識)(3)面接試 |
保育士養成科は、学校法人旭学園佐賀女子短期大学( 佐賀市本庄町本庄 1313 番地)や、学校法人永原学園西九州大学短期大学部(佐賀市神園三丁目18-15)でも募集があります。
カリュキュラム
科 目 (内 容)
保育原理(保育の意義、保育所保育指針における保育の基本等について理解し、保育の現状と課題
について考察する。)
保育実習Ⅰ・Ⅱ(実際に保育園で観察・参加実習を行い、保育士としての役割や子どもの姿を正しく理解し、関わり方を学ぶ。)
子どもの保健(子どもの発育・発達の過程と乳幼児期によく見られる病気の知識を習得する。)
乳児保育Ⅰ・Ⅱ( 乳児保育の意義と目的・役割や、胎児期、0~2 歳児の発達上の特長の理解を深める。)
その他(必須科目、選択科目)
合格をめざす資格・主な就職先の業種職種
合格をめざす資格
・保育士資格(国家資格) ・その他 幼稚園教諭ニ種免許状、社会福祉主事任用資格、
子ども発達支援士(基礎)資格なども取得可能です。
H30 年~R2 年の就職実績 100%
・保育士
・保育所、認定こども園、児童福祉施設 等
九州龍谷短期大学 アクセス
九州龍谷短期大学(鳥栖市村田町岩井手 1350)
専門学校・短期大学に入校する「保育士養成科」などの長期高度人材育成コースとは
長期高度人材育成コースとは、保育士などの国家資格を取得するために専門学校・短期大学に入校し、大半のコースでは一般学生とともに、学科と実技を2年間(1年間コースもあり)かけて受講することで、国家資格取得や高い職業能力を習得し正社員就職を目指す職業訓練(ハロートレーニング)です。
対象となる方は、概ね55歳未満の方で、非正規雇用でお仕事をされていた方や、出産・育児等でお仕事にブランクがある方等です。
受講料無料ですが、テキスト代・実習演習材料費等(コースにより数万円から十数万円など)は自己負担となります。
また、訓練受講開始日において、雇用保険の受給資格のある方又は受給中の方で、条件を満たす方は「失業保険の受給期間の延長」の対象になります。
4月入校の職業訓練ですが、都道府県によっては数ヶ月前(12月ごろ)からの募集・選考もあるため、在職中の方も応募可能ですが、入校日前に離職していることが必要です。
失業保険の受給期間の延長
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
- 公共職業訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、国家資格等を取得するために1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。
佐賀県の職業訓練コース(募集時期と入校時期)
佐賀県の職業訓練は、佐賀市・唐津市を中心に、伊万里・鳥栖などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)
パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。
公共職業訓練(民間委託訓練)の募集
佐賀県の公共職業訓練である民間委託訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、募集締め切りから2週間ほど後に、各校で選考があります。各校で開講日がさまざまなため、募集期間もそれぞれ違います。
佐賀県の公共職業訓練である民間委託訓練では、概ね毎月月初の訓練開始で、募集期間は前月初までです。月の半ばに開講する講座も一部あります。
求職者支援訓練(佐賀労働局委託の民間教育機関訓練)の募集
佐賀県の求職者支援訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、募集締め切りから1週間ほど後に、各校で選考があります。各校で開講日がさまざまなため、募集期間もそれぞれ違います。
佐賀県の職業訓練校(民間委託校と公立職業訓練校)
【施設内職業訓練】佐賀県の職業訓練では、県立の職業訓練校が1施設、独立行政法人運営のポリテクセンターが1施設あり、電気設備・金属加工など、ものづくり関係の職業訓練はそれらの施設内訓練で実施されています。
【委託職業訓練】佐賀県立の職業訓練校である産業技術学院が、それぞれの地域で介護、経理事務、IT、WEBデザインなどの訓練を民間教育機関に委託して実施しています。【長期人材育成訓練】2年間の長期高度人材育成訓練では、介護福祉士養成科・保育士養成科・栄養士養成科・美容師養成科を実施しています。1年間の調理師養成科もあります。
【求職者支援訓練】佐賀労働局(厚生労働省)では、雇用保険を受給できない方を主な対象とした「求職者支援訓練」(民間教育機関)を介護、医療事務、WEBデザインなどの分野を中心に実施しています。