佐賀県で2年間の職業訓練(長期高度人材育成コース)では、高度デジタル人材育成科を唐津ビジネスカレッジ(唐津市松南町2-77)に委託して実施しています。現在のIT産業で必須となるプログラミング、Web技術、情報セキュリティ、ネットワーク、データベース等、職場で活躍できる技能(ITSSレベル2相当以上)の資格を取得し、就職につなげる。
高度デジタル人材育成科 唐津ビジネスカレッジ
IT全般にわたる高度な知識を学習して問題解決能力を習得する。現在のIT産業で必須となるプログラミング、Web技術、情報セキュリティ、ネットワーク、データベース等、職場で活躍できる技能(ITSSレベル2相当以上)の資格を取得し、就職につなげる。
訓練 科名 | 高度デジタル人材育成科 (唐津ビジネスカレッジ) 定員8名 |
訓練 場所 | 唐津ビジネスカレッジ(唐津市松南町2-77) |
費用 | 無料※入校に関する委託先への入学金、学費は無料です。 ただし、教科書代等 82,000 円(税込)程度は自己負担です。 |
選考 | 会場:佐賀県立産業技術学院(多久市多久町 7183-1) 内容:(1)作文試験(800 字以内)(2)学科試験(一般常識)(3)面接試験 |
カリュキュラム
科 目 (内 容)
情報処理(高度デジタル人材となるために必要な基本的知識・技能、実践的な活用能力を指導します。
要件定義、設計、テストで必要となる表計算、文書作成、プレゼンテーション、データベースなどを学び、さらに、IT パスポート試験対策、基本情報処理対策などを行う。また、インターンシップなどを行います。)
システム開発(高度デジタル技術者としてプログラミング基礎と演習を行う。プログラミング言語は、組込み系のC言語、ビジネス系の JAVA 言語を中心に AI、Python 言語、ネットワーク構築など、インターンシップなども含む)
就職対策(キャリア形成の必要性、履歴書・職務経歴書の書き方、面接の考え方、ロールプレイング、キャリア・コンサルティングなど)
合格をめざす資格・主な就職先の業種職種
合格をめざす資格
・基本情報技術者試験(国家資格)
・ITパスポート試験(国家資格)
・その他 応用技術者資格試験、ネットワークマネージメント、サーティファイ試験、日商 PC 検定試験、MOS(検定試験)ほか
・情報サービス業、ソフトウェア業
・ネットワーク通信関連 等
唐津ビジネスカレッジ アクセス
唐津ビジネスカレッジ(唐津市松南町2-77)
専門学校・短期大学に入校する長期高度人材育成コースとは
長期高度人材育成コースとは、保育士などの国家資格を取得するために専門学校・短期大学に入校し、大半のコースでは一般学生とともに、学科と実技を2年間(1年間コースもあり)かけて受講することで、国家資格取得や高い職業能力を習得し正社員就職を目指す職業訓練(ハロートレーニング)です。
対象となる方は、概ね55歳未満の方で、非正規雇用でお仕事をされていた方や、出産・育児等でお仕事にブランクがある方等です。
受講料無料ですが、テキスト代・実習演習材料費等(コースにより数万円から十数万円など)は自己負担となります。
また、訓練受講開始日において、雇用保険の受給資格のある方又は受給中の方で、条件を満たす方は「失業保険の受給期間の延長」の対象になります。
4月入校の職業訓練ですが、都道府県によっては数ヶ月前(12月ごろ)からの募集・選考もあるため、在職中の方も応募可能ですが、入校日前に離職していることが必要です。
失業保険の受給期間の延長
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
- 公共職業訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、国家資格等を取得するために1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。