東京都立中央・城北職業能力開発センター 建築CAD科
期間 | 対象 | 課程 | 入校時期 |
---|---|---|---|
6か月 | 一般向け | 短期(授業料等無料) | 4・10月 |
◇訓練科の概要◇
建築関連業界ではコンピューターを利用して図面を描くCADが一般的になり、建築に関する知識とCADの操作ができる人材が求められています。 建築CAD科では、建築製図に必要な学科と実技基礎知識とCAD操作を学び、住宅の設計や建築関連の図面作成に関する知識と技能を習得することができます。
◇就ける仕事◇
☆CADオペレーター☆Auto-CAD、JW-CADなどのCADソフトを操作して、建設業界において構造・設備・施工関係のCAD製図関係の仕事に従事します。派遣や契約で働くことが多いですが、経験を積んで、設備・施工関係では担当者になることもできます。☆建築CADオペレーター☆Auto-CAD、JW-CADなどのCADソフトを操作して、建設業界において建築設計・インテリア設計・エクステリア設計のCAD製図関係の仕事に従事します。仕事に従事しながらインテリアコーデネーターなどの資格取得を目指す人も多数います。☆建築設計・製図補助☆Auto-CAD、JW-CADなどのCADソフトを操作して、建築設計事務所・工務店の建築設計・インテリア設計・エクステリア設計のCAD製図関係の仕事に従事します。仕事に従事しながら経験を積んで二級建築士などの資格取得を目指す人もいます。
◇仕事に就いた後◇
☆就職3年目の先輩の言葉☆入社した当初、不安の中で現場作業をしたことを思い出します。センターで工具の名称や使い方をみっちり訓練したお陰で、先輩から、よく知っているな!と言われ、うれしかったことを思い出します。今は、早く責任ある立場で仕事をしたく色々な事を吸収しています。やはり、基本作業や知識が今では役に立っています。[建築CADオペレーター]・前職であった事務関係の異業種からの転職は、建築関係の経験がないと書類選考で落とされることが多い。建築CAD科で学んだことによりチャンスができました。派遣会社の各種スキルチェックを経て派遣登録し「この会社で働きたい!」と思える会社に出会うことができました。Auto-CADのCADソフトを操作して、金属工事関係の製図と時々現場調査などの仕事をしています。・建築CAD科で学んだ内容が、即業務に役立つとは限りません。実際に仕事で経験しながら、実力をつける業界だと思います。それでも、この業界に興味があるのであれば、ここは「スタートライン」になるはずです。まずは半年間勉強して、建築の作品制作に励んでください。履歴書・経歴書に加えて、ここで制作した建築作品のポートフォリオが就職活動に役立ちます。[建築設計・製図補助]・書類選考を経て面接を受けるといつも感じるのが、技術の習得のために、半年間勉強に集中したことで、在校中に制作した手書きの図面・住宅の設計製図と模型などでやる気を認められることです。建築関係の経験がなくても建築設計に対する熱意があれば就職に結びつきます。・校で良かったことは、手書きの製図で基礎の製図法から設計製図まで学ぶので、CAD製図の仕事でちょっと困った時にも手書き製図の知識が役立ちます。
取得を目指している主な資格等
□関連資格:建築CAD検定試験3級