東京都立城東職業能力開発センター 電気設備管理
期間 | 対象 | 課程 | 入校時期 |
---|---|---|---|
6か月 | 求職中または転職を希望する方 | 短期(授業料無料) | 4・7・10・1月 |
◇訓練科の概要◇
都市街にある大きなビル群。ビルが何かの支障も無く稼動するためには、設備を維持・
管理する必要があります。当科では、ビルを維持するために必要な受変電設備の取扱い
から、空気調和装置、熱源設備等の設備管理に関する技能を学びます。電気に関して、
全く知識のない方でも大丈夫! 入校後は全て基礎から授業を行います。
【受変電設備】
ビル等で設置されているものと同等のものを使用しております。電力会社から
送られてくる高圧電気を、施設で日常使用している低圧電気に変換する装置で
す。操作・管理方法を実習を通して学んでいきます。
【耐圧試験】
こちらは、受変電設備の定期点検の一つです。
高圧に耐えられるように、一定時間高圧電気を送って検査する試験です。
◇就ける仕事◇
ビル設備管理技術者
大半の修了生がビル等、建築物全般の電気設備・空調設備・熱源設備・給排水設備等の
設備管理職として就職します。色々な資格を取得することが重要です。
病院・ホテルの設備管理技術者
仕事内容は変わりませんが、病院・ホテルは直接お客様と対応しますので、高度なマナー
が要求されます。資格の重要性は同じです。
工場の設備管理技術者
主に製造業の生産現場の設備管理です。資格の重要性は同じですが、より高度な知識が
要求されます。
◇仕事に就いた後◇
設備管理の業界は、資格を取得することが重要です。優しいものから難しいものま
で沢山の資格がありますが、計画を立てて一つずつ確実に取得することです。経験
を積んで資格を取れば給与も上がります。仕事をしながらの勉強ですから辛いこと
もありますが、自分のことだと思い頑張って欲しいと思います。今日の自分がある
のは、技術専門校へ通い資格を取得して就職ができたからだと考えています。
取得を目指している主な資格等
取得を目指す資格
第二種電気工事士、二級ボイラー技士、危険物取扱者乙種第4類
取得できる修了証
ボイラー実技講習修了証(東京労働局 第2号 令和6年5月12日)
主な訓練内容 電気設備作業、シーケンス制御の基礎など
①電気の知識のない方でも基礎から学習し、第二種電気工事士の取得ができ
るように訓練を実施します。
②自動制御に必要なシーケンス制御の知識技術を習得します。
③熱設備(ボイラー・冷凍機等)の動作の概要を知り、運転管理ができるよ
うになります。
④建築付帯設備(給排水・衛生設備等)の概要を知ることができます。
教科目名 | 標準 時限数 | 訓練内容 |
安全衛生、安全衛生作業 | 20 | 安全作業法、作業衛生 |
設備管理概論 | 12 | 各種設備の維持管理 |
電気設備作業 | 504 | 直流理論、交流理論、電気機器、電気応用、関連規、幹線、配電盤、動力、照明、弱電設備の保守管理、高圧受変電設備の保守管理、シーケンス制御の基礎 |
空気調和設備空気調和設備作業 | 160 | 冷暖房、ボイラー設備の保守管理 |
衛生設備衛生設備作業 | 44 | 給水・排水設備、建築付帯設備の保守管理 |
その他 | 60 | 社会、体育 |