一般社団法人日本溶接協会の就職支援
この就職支援は厚生労働省の委託事業を日本溶接協会が受託し、各都道府県溶接協会の協力を得て実施する職業訓練です。
この就職支援では、キャリアコンサルティング、職場体験、業界団体による就職支援まで出口一体型のサポートを行い、これまでの社会経験を糧に、新たな可能性にチャレンジするお手伝い。
2021年10月 北海道、神奈川県での訓練実施が決定!訓練生募集を開始。
その他にも秋田県、愛知県、九州北部での実施を計画中。
スケジュール(JIS溶接技能者基本級の検定試験まで)
・期間内の、講習・試験受験費用はすべて無償になります。
・作業着、昼食代、交通費等は負担願います。
・ この就職支援は、職業訓練受講給付金の給付対象となる訓練ですので、支給要件に該当する場合は、給付を受けることができます。詳しくは、ハローワークへご確認ください。
1)キャリアコンサルティング
適性や職業経験に応じて職業生活設計を行い、この訓練や職業選択が効果的に行えるよう国家資格を持ったキャリアコンサルタントがアドバイスを行います。
2)オリエンテーション
3)労働安全講習(7.5日)
ガス溶接技能講習・アーク溶接特別講習・自由研削といし特別教育・玉掛け特別教育
4)JISに基づく溶接技能者資格実習 基本6日、応用5日
4.1)基本6日
希望に従って、手溶接コースの方は、手溶接基本級(A-2F)
半自動溶接コースの方は、薄板か、中板を選べます。
半自動薄板基本級(SN-1F)、半自動中板基本級(SA-2F)
4.2)応用5日
上位級の習得を目指して、選択した基礎技能教育より専門性の高い溶接技能を実習できます。
4.3)学科講習(手溶接、半自動 各1日)
座学を受けて、試験になります。
5)JIS溶接技能者基本級の検定試験を受験、一部専門級も受験
実技試験を受け合格すると、資格を修得できます。
6)職場体験や就職支援
職場体験や就職支援まで、業界団体がバックアップします。
必要に応じて、キャリアコンサルタントへの相談も可能です。
コースの対象となる方
コースの対象となる方は、訓練支援開始月前月の末日(基準日)時点で、以下の1~3および
4または5に該当する方です。
「基準日」とは、お申込みいただく訓練の開始月の前月の末日になります。例えば、10月12日から
開始の訓練の場合は、9月30日が基準日になります。
1.基準日において、 35歳以上55歳未満の方 2.基準日において、離職している(学校を卒業して就職していない場合も含む)又は、非正規雇用(※1) として働いており、正社員などの安定した雇用を希望されている方 (※1)期間の定めがある雇用など 3. 公的職業訓練や求職者支援訓練などの職業訓練、教育訓練を現在受講していない、または受講する 予定のない方 4. 以下のいずれかに該当する方 (1)基準日から直近1年間に正社員(※2)として雇用されたことがなく、直近5年間においても正社員経験 が通算1年間以下の方 (※2)期間の定めがない雇用 (2)直近1年間において、臨時的・短期的な就業と失業を繰り返すなど、不安定就労の期間が長い (3)直近1年間において、非正規雇用の就業経験が多い、あるいは就業後の就業期間が短いなど、安定した 就労の経験が少ない 5. 業界団体傘下企業等が雇用する非正規雇用労働者の方 |
◇習得しようとする資格等によっては、上記以外の条件が付される場合があります。
◇本事業は、過去に訓練を受講したことがない方、過去に訓練を受講したことがある場合は、訓練修了後1年を経過している方が受講できます。ただし、過去に受講した訓練を実施する団体と同一の団体が実施する訓練については、訓練修了後1年経過しているかを問わず、受講できません。