ブレスユーカレッジ 医療事務員養成科
訓練概要
訓練実施機関 | 一般社団法人 ソーシャルケアセンター |
訓練実施施設 | ブレスユーカレッジ 〒640-8108 和歌山市雑賀町59番地 元気ビル2階 |
訓練目標 | 職業能力の基礎となるコミュニケーション力やビジネスマナーを 身に付け、医院などにおいて医療事務の基本作業ができる。 |
訓練概要 | 職業能力の基礎となるコミュニケーション力やビジネスマナーを習得し、医院などにおいて医療事務の基本作業の知識・技能を身につける。 |
訓練終了後に取得できる資格 | JSMA 技能認定振興協会 医療事務技能士 JSMA 技能認定振興協会 医療事務管理士(医科) |
学科 診療報酬の算定方法、入院時食事療養費の算定方法など
家計管理とライフプラン、社会保障と年金 | 家計管理、収入と支出のバランス管理、知っておきたい社会保障(公的医療保険、労働者災害補償保険、雇用保険、国民年金、厚生年金、企業年金、マイナンバーの概要)、公的支援制度、公的相談窓口 | 3時間 |
ビジネスマナー | 仕事に対する心構え、ビジネスマナー(第一印象、あいさつ、表情、身だしなみ、名刺交換、態度、言葉遣い)、安心感を与える立ち位置、電話応対、来客応対の向上 | 9時間 |
職業倫理、労働法の基礎知識 | 職場のハラスメント、個人情報の取扱い、SNS利用の注意点、働く人を守る労働法 | 3時間 |
健康管理のコントロール | 生活リズムと健康を整える、働く人の健康管理、心の健康管理、ストレスコントロール(ストレスの対策、回避方法)、感情 | 3時間 |
パソコン操作 | パソコンの起動・終了、キーボード操作、ファイル・フォルダの操作、文字入力、Webブラウザの操作、 | 15時間 |
コミュニケーション | 自己概念、好き・嫌い(価値観)、思い込みや先入観への気づき、聴き方(傾聴力)、話し方(自分も相手も大切にする表現)の向上 | 6時間 |
職場における報告連絡相談、論理的な思考による適切な伝え方の向上 | 6時間 |
訓練受講の動機、今後の目標と習得すべき能力 | 就職に向けた訓練受講の意義、働く力を高めるスキル(専門能力以外)の必要性、今後の目標と習得すべき能力 | 1時間 |
自己理解 | 自分の特徴などをみつめなおす就業経験の棚卸し、自分の強み、興味関心、価値観の振り返り | 6時間 |
仕事理解 | 関連職種・希望職種に求められるスキル、職業意識と勤労観 | 3時間 |
職業生活設計 | 職業生活の振り返りと今後、新ジョブ・カード制度の概要・目標設定案の作成 | 2時間 |
医療保障制度の基礎知識 | 医療保険等の概要、保険者、加入者、給付、給付率、給付の内容 | 9時間 |
診療報酬算定の知識 | 診療報酬の算定方法、入院時食事療養費の算定方法、医薬品・医療材料の価格とその請求方法 | 30時間 |
診療報酬請求概論 | 診療報酬請求の仕組み、明細書記載と明細書点検のポイント、会計明細書の作成、患者負担分の請求事務 | 42時間 |
医療従事者の役割 | 医療法による医療施設(病院、診療所等)の規定、医療機関の従事者の種類とその業務、医療従事者の職業倫理、守秘義務、職務と役割 | 6時間 |
安全衛生 | 安全衛生管理、VDT作業の留意点、院内感染防止 | 3時間 |
実技 カルテの確認、診療報酬算定の実務、明細書(レセプト)の作成など
診療報酬請求演習 | カルテの確認、診療報酬算定の実務、明細書(レセプト)の作成と点検、総括 | 60時間 |
患者接遇と受付窓口演習 | 医療事務接遇マナー、医療従事者の心得、受付、電話応対 | 6時間 |
就職支援 転職面接指導・求人閲覧応募
キャリア・プランを踏まえた就職活動の進め方 | 就職活動の全体、キャリア形成と就職対策の関連、就職活動を進めるにあたっての心構え | 3時間 |
求人動向 | 訓練内容に関連した求人動向・産業界の近況とポイント | 6時間 |
応募書類 | 応募書類を作成する意義、履歴書・職務経歴書のポイント、志望動機・自己アピールの重要性、送付の際の留意点 | 6時間 |
面接対策 | 面接の目的と採用者の評価ポイント、面接の準備とマナー | 6時間 |
求人情報の収集 | 求人票の見方・ポイント、求人票の検索・収集、企業情報収集、情報収集の習慣化 | 3時間 |
職業人講話 | 「働くことの意義と求められる人材とは」(株式会社 キャリア・ブレスユー ) | 3時間 |
職業人講話 | 医療従事者の働く現状と求められる資質」(講師 未定) | 3時間 |
和歌山県で登録販売者試験の≪受験申込み≫和歌山県福祉保健部
医療事務・調剤事務のお仕事
医療事務の仕事は、主に病院や診療所・クリニックといった医療機関にて、受付や窓口での患者さん応対、レセプト業務、会計、カルテの入力・管理業務となります。
看護師の事務作業をサポートしたり、患者さんが不安にならないよう優しく応対するなどコミュニケーションを取ることも大切な仕事です。受付の仕事は、病院にとっての顔となる重要な業務なので、患者さんが安心して病院を利用できるよう、それぞれに合わせた臨機応変な対応も必要になります。
レセプト業務に関しては、保険組合へ患者さんの医療費の残り7割を請求するために必要な業務となり、薬や医療に関する知識も求められます。
高齢化が進み、医療機関を利用する患者さんの数も増加しているため、医療事務は病院にとってますます欠かせない頼れる存在となっていくでしょう。
身に付くスキルとステップアップ
業務経験を積むと、医療に関する知識が幅広く身に付きます。医療知識が身に付けば、任される業務の幅も広がりステップアップが目指せるでしょう。
レセプト業務でパソコンを使用するため、パソコンのスキルや事務処理能力も身に付きますし、レセプト業務自体の知識も身に付けることができます。レセプト作成などレセプト業務に関する一連の知識が身に付くと、全国どこの医療機関へ行ってもその知識が通用するので、転職の際にも強力な武器になります。将来的にも長く活用していける知識なので、一度習得してしまえば、長くキャリアを形成していけるでしょう。
また、患者さんや看護師、医師との意思疎通を図る中で、業務を円滑に進めるためのコミュニケーションの取り方を身に付けることができるでしょう
医療事務の知識や経験を身に付けて将来的にさらなるキャリアアップを目指すには、総合病院や地域の中核病院など規模の大きい医療現場も経験して、知識の幅を広げておくのも良いかもしれません。
職業訓練と雇用保険の失業給付(基本手当・受講手当・通所手当)
基本手当とは
雇用保険の被保険者の方が離職し、失業中の生活を心配しないで、新しい仕事を探し、1日も早く再就職するために支給されるものです。雇用保険の一般被保険者に対する求職者給付の基本手当の所定給付日数(基本手当の支給を受けることができる日数)は、受給資格に係る離職の日における年齢、雇用保険の被保険者であった期間及び離職の理由などによって決定され、90日~360日の間でそれぞれ決められます。
受給期間の延長とは
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 訓練などを受けるために待機している期間
- 訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、若年層向けのコースには1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。
受講手当とは
受講手当は、受給資格者が公共職業安定所長の指示した公共職業訓練等を受ける場合に支給されます。支給の対象となるのは、基本手当の支給の対象となる日のうち公共職業訓練等を受けた日です。
受講手当の日額は500円です。受講手当の上限額は20,000円です。
通所手当とは
通所手当は、受給資格者の住所又は居所から公共職業訓練等を行う施設へ通所するために交通機関、自動車等を利用する場合に支給されます。
通所手当の月額は通所方法によりますが、最高42,500円までです。
支給対象にならない日がある月については日割により減額して支給されます。
求職者支援訓練も対象に(令和4年7月1日から)
令和4年7月1日から、雇用保険の受給資格者に対して公共職業安定所長が受講を指示する公共職業訓練等の対象に「求職者支援訓練」が追加されました。
これによって、令和4年7月1日以降、雇用保険の受給資格者が求職者支援訓練の受講を開始する場合、訓練実施期間中に訓練延長給付(受給期間の延長)及び技能習得手当等(受講手当・通所手当)を受給することができるようになりました。