山形県で2年間の職業訓練(長期高度人材育成コース)では、保育士養成科を東北文教大学短期大学部(山形市片谷地515)(学校法人富澤学園)に委託して実施しています。保育分野での再就職及び正規雇用を目指す方のための2年間の職業訓練。国家資格 保育士の資格取得を目指します。県内2ヵ所の保育士養成施設から学校(訓練実施施設)を選択でき短大の卒業資格が取得可能です。
保育士養成科 東北文教大学短期大学部
訓練 科名 | 保育士養成科(東北文教大学短期大学部) 定員5名 |
訓練 場所 | 東北文教大学短期大学部(山形市片谷地515)(学校法人富澤学園) |
費用 | 受講料は無料です。 ただし、自己負担として、 テキスト代金等として2年間で8万7千円~9万2千円程度(※訓練 実施施設により異なる)の実費負担のほか、学外での行事や授業等での交通費、 保育士登録申請費用等の資格取得経費などの費用が必要となります。 |
選考 | 選考場所 山形県立山形職業能力開発専門校 訓練内容の説明と適性検査訓練実施施設における試験(受験料は無料) (1)羽陽学園短期大学(天童市大字清池1559) (2)東北文教大学短期大学部(山形市片谷地515) 選考結果通知 (申込者へ受講者選考結果通知を山形職業能力開発専門校より発送。) |
保育士養成科は、 羽陽学園短期大学(天童市大字清池1559)でも実施されます。
講座特徴
☆保育分野での再就職及び正規雇用を目指す方のための2年間の職業訓練。
☆ 国家資格 保育士の資格取得を目指します。
☆県内2ヵ所の保育士養成施設から学校(訓練実施施設)を選択でき短大の卒業資格が取得可能です。
◆保育士養成科とは◆
1 訓練目標は…保育士を養成するための、保育に関する知識・技術等を習得するとともに、再就職に必要なスキル等を習得すること。
2 目指す職務は…保育士
◆ 保育士とは ◆
1 保育士の資格は…児童福祉法で定められた国家資格です。
2 保育士に関する国の政策は…保育士の技能・経験に応じた処遇改善のために、保育園等におけるキャリアアップの仕組みの構築支援を行っている。
3 保育士の求人やお給料は…地域の保育園、認定こども園等での求人があり、地域などにより異なるが、常勤社員で月額14万~20万円程度。経験を積んで施設管理者などを目指すことが可能。
◆保育士の仕事とは◆
専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び保護者に対する保育に関する指導を行う仕事。
具体的には… 保育所、児童養護施設、乳児院、重度心身障害施設などにおいて、専門的な保育に関する知識及び技術をもって、おむつの取り替えや授乳などの日常の世話、健康面の管理、食事、睡眠、排泄、着替えなどの生活習慣の養成、遊び等の集団活動を通した社会性の育成、運動、音楽や図画工作等
の指導、保育状況の記録、保護者に対する育児支援等を行う。
東北文教大学短期大学部 アクセス
東北文教大学短期大学部(山形市片谷地515)(学校法人富澤学園)
最大受入れ人員5名、入学日:令和3年4月5日(月)
羽陽学園短期大学
羽陽学園短期大学(天童市大字清池1559) (学校法人羽陽学園)
最大受入れ人員9名、入学日:令和3年4月4日(日)
専門学校・短期大学に入校する「保育士養成科」などの長期高度人材育成コースとは
長期高度人材育成コースとは、保育士などの国家資格を取得するために専門学校・短期大学に入校し、大半のコースでは一般学生とともに、学科と実技を2年間(1年間コースもあり)かけて受講することで、国家資格取得や高い職業能力を習得し正社員就職を目指す職業訓練(ハロートレーニング)です。
対象となる方は、概ね55歳未満の方で、非正規雇用でお仕事をされていた方や、出産・育児等でお仕事にブランクがある方等です。
受講料無料ですが、テキスト代・実習演習材料費等(コースにより数万円から十数万円など)は自己負担となります。
また、訓練受講開始日において、雇用保険の受給資格のある方又は受給中の方で、条件を満たす方は「失業保険の受給期間の延長」の対象になります。
4月入校の職業訓練ですが、都道府県によっては数ヶ月前(12月ごろ)からの募集・選考もあるため、在職中の方も応募可能ですが、入校日前に離職していることが必要です。
失業保険の受給期間の延長
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
- 公共職業訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、国家資格等を取得するために1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。
山形県の職業訓練コース(募集時期と入校時期)
パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。
ものづくり系のコースは、県立の職業訓練校(山形県立職業能力開発専門校)では、1.2年コースは4月入校(11月前後の募集)となり、独立行政法人の職業訓練校(ポリテクセンター山形)が、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。
また、山形県の長期高度人材育成コース(4月から2年間)は、毎年1月から3月にかけて募集・選考があります。
公共職業訓練(山形県立山形職業能力開発専門校など)の募集
山形県立山形職業能力開発専門校では、1.2年コースは4月入校(11月前後の募集)となります。
山形県立山形職業能力開発専門校では、「自動車科(2年)」と「建設技術科(2年)」の一般選考(11月)がありますが、高校新卒者対象の推薦選考(8月募集)が定員の8割のため、一般選考は定員の2割です。(定員は20名・25名のため一般選考は各4・5名程度です。)
山形県立庄内職業能力開発センターでは、「金属技術科(1年)」の募集が、前期(10月)、後期(12月)とあり、定員配分は前期4割・後期6割で、新卒者・求職者の配分はありません。
公共職業訓練(ポリテクセンター山形)の募集
ポリテクセンター山形では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、1ヶ月前ぐらいに選考があります。申込み期間中に、説明会もありますので、説明会にも参加しましょう。
公共職業訓練(民間委託訓練)の募集
山形県の公共職業訓練である民間委託訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、開講日の2週間ほど前に、各校で選考があります。各校で開講日がさまざまなため、募集期間もそれぞれ違います。
求職者支援訓練(山形労働局委託の民間教育機関訓練)の募集
山形県の求職者支援訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、開講日の2週間ほど前に、各校で選考があります。各校で開講日がさまざまなため、募集期間もそれぞれ違います。
長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの募集
山形県の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年1月から3月にかけて募集・選考があります。
介護福祉士養成科・保育士養成科・医療ビジネス科の募集があります。