山形県の職業訓練の概要
【施設内職業訓練】山形県の職業訓練では、県立の職業訓練校が2施設、独立行政法人運営のポリテクセンターが1施設あり、電気設備・金属加工など、ものづくり関係の職業訓練はそれらの施設内訓練で実施されています。
【委託職業訓練】山形県立の職業訓練校である職業能力開発専門校の各校が、それぞれの地域で介護、経理事務、IT、WEBデザインなどの訓練を民間教育機関に委託して実施しています。【長期人材育成訓練】2年間の長期高度人材育成訓練では、介護福祉士養成科と保育士養成科を実施しています。
【求職者支援訓練】山形労働局(厚生労働省)では、雇用保険を受給できない方を主な対象とした「求職者支援訓練」(民間教育機関)を介護、医療事務、WEBデザインなどの分野を中心に実施しています。ガーデニング造園科・有機野菜栽培と第6次産業科など園芸・農業分野も実施されています。
令和5年10月から12月の募集(職業訓練の申込みスケジュール)
公共職業訓練(山形県立山形職業能力開発専門校など)の申込み
山形県立山形職業能力開発専門校では、1.2年コースは4月入校(11月前後の募集)となります。
山形県立山形職業能力開発専門校では、「自動車科(2年)」と「建設技術科(2年)」の一般選考(令和5年11月2日~11月13日)がありますが、高校新卒者対象の推薦選考(8月募集)が定員の8割のため、一般選考は定員の2割です。(定員は20名・25名のため一般選考は各4・5名程度です。)
山形県立庄内職業能力開発センターでは、「金属技術科(1年)」の募集が、前期(令和5年10月2日~ 11月10日)、後期(令和5年12月11日~令和6年1月24日)とあり、定員配分は前期4割・後期6割で、新卒者・求職者の配分はありません。
公共職業訓練(ポリテクセンター山形)の申込み
ポリテクセンター山形では、1月開講コースを11月1日から12月13日まで、2月開講コースを12月1日から1月15日まで募集しています。また、11月開講コースは10月13日まで募集しており、12・3月の開講コースはありません。
申込み期間中に、説明会もありますので、説明会にも参加しましょう。
選考日は1月開講コースが12月20日で、2月開講コースが1月22日です。
公共職業訓練(民間委託訓練)の申込み
山形県の公共職業訓練である民間委託訓練では、11月・12月・1月の開講分は、それぞれ前月の10月・11月・12月に募集しており、開講日が下旬の場合は当月の月初までが募集期限になります。選考日は各校の開講日の2週間前ぐらいに実施されます。
訓練開始日は、各校それぞれのため、募集期間も違っています。
求職者支援訓練(山形労働局委託の民間教育機関訓練)の申込み
山形県の求職者支援訓練では、11月開講分を10月下旬まで、12月開講分を11月下旬まで募集しています。選考日は各校の開講日の2週間前ぐらいに実施されます。
訓練開始日は、各校それぞれのため、募集期間も違っています。
長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの申込み
山形県の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年1月から3月にかけて募集・選考があります。
令和5年度は、介護福祉士養成科・保育士養成科・医療ビジネス科の募集がありました。
山形県の公共職業訓練(委託訓練校)
訓練科 | 定員 | 訓練校 |
医療事務科 | 15 | 株式会社ニチイ学館山形支店 山形校山形教室 |
経理実務科(託児付き) | 20 | 株式会社セラフィム |
経理・会計実務科 | 15 | APC山形パソコンスクール |
不動産実務科 | 15 | 日建学院山形 校 (株式会社建築資料研究社) |
パソコン活用実践科 | 15 | やまがた文化センター(横田商事株式会社) |
介護サービス科 | 15 | 株式会社ニチイ学館山形支店 山形校山形教室 |
IT活用科 | 15 | 専門学校山形V.カレッジ(学校法人山本学園) |
経理事務FP科(託児付き) | 20 | 株式会社セラフィム |
OAビジネス活用科 | 15 | 東根高等職業訓練校(職業訓練法人東根職業訓練協会) |
OAシステム科 | 15 | 東根高等職業訓練校(職業訓練法人東根職業訓練協会) |
登録販売者・PC活用科 | 15 | 新庄コアカレッジ(学校法人最上広域コア学園) |
パソコン活用科 | 15 | 新庄コアカレッジ(学校法人最上広域コア学園) |
OAシステム科 | 15 | UTパソコンスクール(株式会社ユーティー山形) |
医療事務科 | 15 | 株式会社ニチイ学館山形支店 山形校 米沢第一教室 |
OA経理事務科 | 15 | UTパソコンスクール(株式会社ユーティー山形) |
*参考 山形県の求職者支援訓練の訓練校
訓練科名 | 所在地 | 定員 | 訓練実施施設名 |
---|---|---|---|
介護職員初任者研修科 | 山形市緑町 | 15 | 介護労働安定センター山形支所 |
ガーデニング造園科 | 山形市清住町 | 15 | 専門学校山形V.カレッジ |
1からはじめるパソコン事務科 | 山形市穂積 | 15 | 株式会社セラフィム |
医療事務科 | 山形市香澄町 | 15 | ニチイ山形校山形教室 |
介護初任者研修(2か月)科 | 村山市楯岡五日町 | 15 | ニチイ山形校村山教室 |
Word&Excel入門科 | 山形市穂積 | 20 | 株式会社セラフィム |
パソコン速習科 | 山形市青柳 | 10 | 日建学院 山形校 |
Word&Excel入門科 | 山形市穂積 | 20 | 株式会社セラフィム |
ワード・エクセル&ホームページ速習科 | 山形市青柳 | 10 | 株式会社建築資料研究社日建学院山形校 |
ワード&エクセル速習科 | 河北町谷地 | 15 | 河北町職業訓練センター |
パソコン基礎科 | 米沢市春日 | 15 | パソコンスクールワークアップ |
介護初任者研修(2か月)科 | 米沢市金池 | 15 | ニチイ山形校米沢第2教室 |
有機野菜栽培と第6次産業科 | 米沢市窪田町 | 15 | 有機栽培就農センター |
Excel・Word速習科 | 米沢市三沢 | 12 | UTパソコンスクール |
OA基礎科 | 鶴岡市大塚町 | 20 | PC・kanbany訓練校第1教室 |
PCビジネス科 | 酒田市北新町 | 12 | 酒田総合学園 |
山形県の公共職業訓練(施設内訓練校)
山形県立山形職業能力開発専門校は、職業能力開発促進法に基づき、山形県が設置する職業能力開発施設として、次の役割を担っています。
(1)産業界のニーズに対応できる専門的な技術・技能者を育成しています。
(2)在職者、離転職者、障がい者などを対象とした職業能力開発に必要な
訓練コース等を企画・運営し、即戦力となる人材を育成ています。
山形県立山形職業能力開発専門校
山形県立庄内職業能力開発センター
長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科
長期高度人材育成コース(2年間)とは、正社員就職を希望する非正規雇用労働者等が、安定した雇用環境への転換を図るため、短期大学や専門学校に入校し、必要なカリキュラム受講修了後、国家資格等を取得し、正社員就職へ結びつけるものです。この訓練は、各学校の空き定員を利用し、一般学生と訓練生が同じ教室で一緒に学ぶ形式の講座です。
長期高度人材育成コース 介護福祉士養成科 | 東北文教大学短期大学部(山形市) 新庄コアカレッジ(新庄市) 大原簿記情報ビジネス医療福祉専門学校山形校(山形市) |
長期高度人材育成コース 保育士養成科 | 羽陽学園短期大学(天童市) 東北文教大学短期大学部(山形市) |
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雇用保険(基本手当・受講手当・通所手当)
基本手当とは
雇用保険の被保険者の方が離職し、失業中の生活を心配しないで、新しい仕事を探し、1日も早く再就職するために支給されるものです。雇用保険の一般被保険者に対する求職者給付の基本手当の所定給付日数(基本手当の支給を受けることができる日数)は、受給資格に係る離職の日における年齢、雇用保険の被保険者であった期間及び離職の理由などによって決定され、90日~360日の間でそれぞれ決められます。
受給期間の延長とは
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
- 公共職業訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、若年層向けのコースには1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。
受講手当とは
受講手当は、受給資格者が公共職業安定所長の指示した公共職業訓練等を受ける場合に支給されます。支給の対象となるのは、基本手当の支給の対象となる日のうち公共職業訓練等を受けた日です。
受講手当の日額は500円です。受講手当の上限額は20,000円です。
通所手当とは
通所手当は、受給資格者の住所又は居所から公共職業訓練等を行う施設へ通所するために交通機関、自動車等を利用する場合に支給されます。
通所手当の月額は通所方法によりますが、最高42,500円までです。
支給対象にならない日がある月については日割により減額して支給されます。
ポリテクセンター山形
山形県の職業訓練 ハローワーク
40代50代(就職氷河期世代)のための職業訓練(支援プログラム)
面接合格ワンポイント 人気コースは募集倍率4倍
公共職業訓練の平均倍率は1.5倍程度か
過去には平均倍率が2~4倍と言われていた職業訓練も、人手不足を背景に、ここ数年の公共職業訓練の平均的な倍率は1.5倍程度のようです。もちろん、人気のエリアの人気のコースは4~5倍の倍率もコースもあるようです。
*参考までに、東京都のTOKYOはたらくネットでは、直近の応募状況を公表しています。(求職者向け職業訓練「民間教育機関での職業訓練」の訓練実施予定というページで最近の応募状況があ公表されています。)
また、求職者支援訓練は、受講の要件に「雇用保険の失業給付の受給」がないので「失業給付の延長」や「受講手当」などの対象外となり、公共職業訓練に比べて応募者が少ないようです。
*ハローワークに行くと、求職者支援訓練の「募集期間の延長」チラシがあったりしますので、定員割れのコースも多いと思います。
長期専門人材育成訓練でも1.5倍程度
2年間の長期専門人材育成訓練でも、平均すると倍率は1.5倍程度のようです。定員が数名のコースは5倍とかもありますが(3人定員で応募者15人とか)、20人程度の定員ならば30人ぐらいの応募のようです。
もちろん、長期専門人材育成訓練の場合は、失業給付の延長で追加の支給額が200~400万円程度になるため、応募受付の際にハローワークの窓口で厳選されているとは思いますが。
「職業訓練をきっかけに、これから勉強を始めたいです!」は要注意
職業訓練は授業料が無料の場合や、雇用保険の失業給付の延長・手当の給付の場合など、何らかの金銭的な特典がある制度です。訓練担当者はもとより、ハローワーク窓口で職業訓練を申込む際にも、緊張感をもった発言を心がけましょう。 業務的には全くの未経験であっても、ご自分の経験との接点や、職業訓練の分野については現在進行形で学習しているなどの発言ができたほうがよいです。