岐阜県の職業訓練コースには、岐阜県立の職業訓練校（国際たくみアカデミー・木工芸術スクール）やポリテクセンター岐阜（土岐市）などに、電気設備・自動車整備・CAD設計などの訓練コース・訓練科の募集があります。また、公共職業訓練の募集には、民間委託でのWEBデザインコース・ネイルコース・パソコンコース・プログラミングコースなどもあります。
岐阜県の職業訓練の概要
岐阜県の職業訓練は、岐阜市・大垣市・高山市を中心に、各務原・多治見・可児・中津川などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。（県外のコースに応募することもできます。）
【施設内職業訓練】岐阜県では、岐阜県立国際たくみアカデミーなどが２施設、ポリテクセンター岐阜が１施設あり、電気設備コース・自動車整備コース・木工芸術コースなど、ものづくり関係の職業訓練はそれらの施設内訓練で実施されています。
【委託職業訓練】岐阜県の労働雇用課職業能力開発係が、介護、経理事務、IT、WEBデザインなどの訓練を民間教育機関に委託して実施しています。【長期人材育成訓練】2年間の長期高度人材育成訓練では、「保育士養成科」「介護福祉士養成科」の訓練を実施しています。
【求職者支援訓練】岐阜労働局（厚生労働省）では、雇用保険を受給できない方を主な対象とした「求職者支援訓練」（民間教育機関）を介護、医療事務、WEBデザインなどの分野を中心に実施しています。ＦPスキル養成科などの資格取得講座も実施されています。
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岐阜県の職業訓練コース（募集時期と入校時期）
パソコン事務系（簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング）・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、２ヶ月前から募集が始まり、１ヶ月前に選考があります。
ものづくり系のコースは、県立の職業訓練校（岐阜県立国際たくみアカデミー・岐阜県立木工芸術スクール）では、１年・２年コースは４月入校（１０月からの募集）となり、独立行政法人の職業訓練校（ポリテクセンター岐阜）が、２ヶ月前から募集が始まり、１ヶ月前に選考があります。
また、岐阜県の長期高度人材育成コース（４月から２年間）は、毎年１２月から３月にかけて募集・選考があります。
公共職業訓練（岐阜県立国際たくみアカデミーなど）の募集
岐阜県立国際たくみアカデミーでは、１年・２年コースは４月入校（１０月からの募集）になります。
岐阜県立国際たくみアカデミー職業能力開発校では、自動車エンジニア科（２年）の一般募集A（10月）・一般募集B（1月）や、設備システム科（１年）・住宅建築科（１年）の第1回（10月）・第2回（12月）・第3回（1月）などがあり、定員に満たない時は追加募集もあります。
また、岐阜県立 木工芸術スクールでは、高校推薦（10名）や県内募集（5名）が９月から１０月中旬に募集があり、その後、募集定員15名の一般募集第1回（10月）・募集定員若干名の一般募集第2回（1月）があります。
公共職業訓練（ポリテクセンター岐阜）の募集
ポリテクセンター岐阜では、２ヶ月ほど前から募集を開始し、１ヶ月前ぐらいに選考があります。申込み期間中に、説明会もありますので、説明会にも参加しましょう。
公共職業訓練（民間委託訓練）の募集
岐阜県の公共職業訓練である民間委託訓練では、２ヶ月ほど前から募集を開始し、選考日は各校の開講日の２週間前ぐらいに実施されます。訓練開始日は、各校それぞれのため、募集期間も違っています。
求職者支援訓練（岐阜労働局委託の民間教育機関訓練）の募集
岐阜県の求職者支援訓練では、２ヶ月ほど前から募集を開始し、選考日は各校の開講日の２週間前ぐらいに実施されます。訓練開始日は、各校それぞれのため、募集期間も違っています。
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長期高度人材育成コース（2年間訓練） 保育士養成科などの募集
岐阜県の長期高度人材育成コース（2年間訓練）は、４月から２年間のコースのため、毎年１２月から３月にかけて募集・選考があります。
岐阜県立国際たくみアカデミー（美濃加茂市）・岐阜県立木工芸術スクール（高山市）
岐阜県立国際たくみアカデミーは、平成16年（2004）に美濃加茂市に開校した職業能力開発施設の総称で、同じ敷地内に中堅技術者の育成を主目標とする職業能力開発短期大学校と、マイスターの養成を目的とする職業能力開発校の2校を併設しています。また、姉妹校に岐阜県立木工芸術スクール（高山市）があります。職業能力開発短期大学校の「生産技術科」と「建築科」は2年制の専門課程で、ともに工学的な基礎知識に基づいて理論を学び、実験や実習を多く取り入れることにより実践的で即戦力となる技術の習得に努めています。
岐阜県立国際たくみアカデミー
〒505-0004 岐阜県美濃加茂市蜂屋町３５４５−３
TEL:0574-25-2423
岐阜県立木工芸術スクール
〒506-0057 岐阜県高山市匠ケ丘町１−１２３
TEL:0577-32-1143
ポリテクセンター岐阜（土岐市泉町）
ポリテクセンター岐阜では、求職者の方（主に雇用保険を受給されている方）を対象に、地域企業の人材ニーズに即した訓練カリキュラムによるものづくり分野に関する専門的技能・知識を習得するための6か月又は7か月の職業訓練を行っています。
求職者の方は、就職に必要な実践的技能・知識について、基礎から応用まで学ぶことができます。
ポリテクセンター岐阜
住所：〒５０９－５１０２ 岐阜県土岐市泉町定林寺字園戸９６３－２
TEL：０５７２－５４－３１６１
職業訓練と雇用保険（基本手当・受講手当・通所手当）
基本手当とは
雇用保険の被保険者の方が離職し、失業中の生活を心配しないで、新しい仕事を探し、1日も早く再就職するために支給されるものです。雇用保険の一般被保険者に対する求職者給付の基本手当の所定給付日数（基本手当の支給を受けることができる日数）は、受給資格に係る離職の日における年齢、雇用保険の被保険者であった期間及び離職の理由などによって決定され、90日～360日の間でそれぞれ決められます。
受給期間の延長とは
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険（雇用保険）の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
- 公共職業訓練などを受講している期間（最長で2年）
- 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間（最長30日）
公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、若年層向けのコースには1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。
受講手当とは
受講手当は、受給資格者が公共職業安定所長の指示した公共職業訓練等を受ける場合に支給されます。支給の対象となるのは、基本手当の支給の対象となる日のうち公共職業訓練等を受けた日です。
受講手当の日額は500円です。受講手当の上限額は20,000円です。
通所手当とは
通所手当は、受給資格者の住所又は居所から公共職業訓練等を行う施設へ通所するために交通機関、自動車等を利用する場合に支給されます。
通所手当の月額は通所方法によりますが、最高42,500円までです。
支給対象にならない日がある月については日割により減額して支給されます。
岐阜県の新規求職者は5,662人（岐阜労働局発表 令和7年1月）
岐阜労働局発表
令和7年1月31日（金）
有効求人倍率(季節調整値) 1.53倍
有効求人数(季節調整値) 43,526人
有効求職者数(季節調整値) 28,438人
新規求人倍率(季節調整値) 2.53倍
新規求人数 (季節調整値) 14,343人
新規求職者数(季節調整値) 5,662人
https://jsite.mhlw.go.jp/gifu-roudoukyoku/content/contents/002119942.pdf
岐阜県の新規求職者は5,552人（岐阜労働局発表 令和6年11月）
岐阜労働局発表
令和６年１１月２９日（金）
有効求人倍率(季節調整値) 1.54倍
有効求人数(季節調整値) 43,513人
有効求職者数(季節調整値) 28,221人
新規求人倍率(季節調整値) 2.75倍
新規求人数 (季節調整値) 15,271人
新規求職者数(季節調整値) 5,552人
https://jsite.mhlw.go.jp/gifu-roudoukyoku/content/contents/002035646.pdf