富山県の職業訓練の概要
【施設内職業訓練】富山県の職業訓練では、県立の職業訓練校が3施設、独立行政法人運営のポリテクセンターが1施設あり、電気設備・金属加工など、ものづくり関係の職業訓練はそれらの施設内訓練で実施されています。
【委託職業訓練】富山県立の職業訓練校である技術専門学院が、介護、経理事務、IT、WEBデザインなどの訓練を民間教育機関に委託して実施しています。調理スタッフ科や流通生産事務科など地域の求人需要にあった訓練も実施しています。【長期人材育成訓練】2年間の長期高度人材育成訓練では、介護士養成科・保育士養成科、美容師や調理師の養成科も実施しています。
【求職者支援訓練】富山労働局(厚生労働省)では、雇用保険を受給できない方を主な対象とした「求職者支援訓練」(民間教育機関)を介護、医療事務、WEBデザインなどの分野を中心に実施しています。
令和5年10月から12月の募集(職業訓練の申込みスケジュール)
公共職業訓練(富山県立技術専門学院など)の申込み
富山県立技術専門学院では、2年間の普通課程は4月入校(11月からの募集)となります。
2年間のコースは、30歳以下の方を対象にしています。一般選考(募集期間令和5年11月10日~11月30日)と高校新卒者対象の推薦選考(9月募集)があり、定員は各5割程度です。また、入学手続きは、令和5年12月25日です。
また、富山県立技術専門学院では、1年以内の短期課程の募集もしています。各コースにより訓練開始日が違うため、募集期間もさまざまです。(一部コースで55歳以下、その他のコースは年齢制限なし)
公共職業訓練(ポリテクセンター富山)の申込み
ポリテクセンター富山では、12月開講コースを10月2日から11月15日まで、1月開講コースを11月1日から12月18日まで募集しています。11月開講コースは10月16日まで、2月開講コースは12月1日から募集しています。
申込み期間中に、説明会もありますので、説明会にも参加しましょう。
選考日は12月開講コースは11月22日で、1月開講コースは12月25日です。
公共職業訓練(民間委託訓練)の申込み
富山県の公共職業訓練である民間委託訓練では、11月開講分を9月から10月にかけて、12月開講分を10月から11月にかけて、1月開講分を11月から12月にかけて募集しています。選考日は各校の開講日の2〜3週間前ぐらいに実施されます。また、2月開講分は12月から募集があります。
訓練開始日は、各校それぞれのため、募集期間も違っています。
求職者支援訓練(富山労働局委託の民間教育機関訓練)の申込み
富山県の求職者支援訓練では、11月開講分を9月から10月にかけて、12月開講分を10月から11月にかけて、1月開講分を11月から12月にかけて募集しています。選考日は各校の開講日の2〜3週間前ぐらいに実施されます。また、2月開講分も12月から募集があります。
訓練開始日は、各校それぞれのため、募集期間も違っています。
長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの申込み
富山県の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年2月から3月にかけて募集・選考があります。
令和5年度は、介護福祉士養成科・保育士養成科・美容師養成科・調理師養成科・自動車整備士養成科・精神保健福祉士養成科(1年)の募集がありました。
富山県の公共職業訓練(委託訓練校)
*参考 富山県の求職者支援訓練の訓練校
訓練科名 | 定員 | 訓練校 |
---|---|---|
会計事務科 | 15 | スクール・パスタ160教室(氷見市窪) |
医療事務+メディカルD科 | 10 | ニチイ高岡支店(射水市大門総合会館/射水市大門) |
介護職員(初任者)養成科 | 10 | ニチイ高岡教室(高岡市あわら町) |
調理スタッフ科 | 15 | 総合カレッジSEO富山校(富山市高田) |
流通・生産事務科 | 10 | プライムビジネススタッフ(立業社高岡営業部セミナールーム/高岡市問屋町) |
ファイナンシャル・プランナー科 | 15 | クレッセントパソコンスクール(富山市新富町) |
医療・調剤事務科 | 10 | ニチイ富山教室(富山市新富町) |
富山県の求職者支援訓練 訓練校(受講給付金)
訓練科名 | 訓練実施施設名 |
ビジネスパソコン・簿記・Web科 | クレッセント株式会社 クレッセントパソコンスクール |
介護職員初任者養成(2か月)科 | 株式会社建築資料研究社日建学院富山校 |
WEB制作・デザイン科 | 株式会社アップロード アップロードビジネススクール本校 |
Excel 初心者からのVBA プログラマー養成科 | 株式会社マーフィーシステムズ |
オフィストレーナー科 | 有限会社ITシンプレックスNOパソコンスクール |
OA・簿記・Web事務科 | 株式会社エーピーエスアルファデータパソコンスクール富山校 |
WEBクリエイター科 | 株式会社スキル |
ビジネスパソコン・簿記・Web科 | クレッセント株式会社クレッセントパソコンスクール |
富山県の公共職業訓練 訓練校(受講手当)
富山県技術専門学院は富山県立の職業能力開発校であり、一定期間(2年、1年、6か月間など)、職業訓練を受けていただくところです。富山県技術専門学院は、富山市向新庄町にある本校と、黒部市の新川センター、南砺市の砺波センターの3つの施設で成り立っています。
富山県技術専門学院
富山県技術専門学院 新川センター
富山県技術専門学院 砺波センター
長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科
長期高度人材育成コース(2年間)とは、正社員就職を希望する非正規雇用労働者等が、安定した雇用環境への転換を図るため、短期大学や専門学校に入校し、必要なカリキュラム受講修了後、国家資格等を取得し、正社員就職へ結びつけるものです。この訓練は、各学校の空き定員を利用し、一般学生と訓練生が同じ教室で一緒に学ぶ形式の講座です。
長期高度人材育成コース 介護福祉士科 | 学校法人臼井学園北陸ビジネス福祉専門学校 社会福祉法人周山会富山医療福祉専門学校 学校法人富山国際学園富山短期大学 学校法人浦山学園富山福祉短期大学 |
長期高度人材育成コース 保育士養成科 | 学校法人高岡第一学園高岡第一学園 学校法人浦山学園富山福祉短期大学 |
長期高度人材育成コース 美容師養成科 | 学校法人臼井学園臼井美容専門学校 学校法人和楽学園専門学校富山ビューティーカレッジ |
長期高度人材育成コース 精神保健福祉士養成科(1年) | 学校法人臼井学園北陸ビジネス福祉専門学校 |
長期高度人材育成コース 自動車整備士養成科 | 学校法人臼井学園富山自動車整備専門学校 |
長期高度人材育成コース 調理師養成科 | 学校法人青池学園富山調理製菓専門学校 |
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雇用保険(基本手当・受講手当・通所手当)
基本手当とは
雇用保険の被保険者の方が離職し、失業中の生活を心配しないで、新しい仕事を探し、1日も早く再就職するために支給されるものです。雇用保険の一般被保険者に対する求職者給付の基本手当の所定給付日数(基本手当の支給を受けることができる日数)は、受給資格に係る離職の日における年齢、雇用保険の被保険者であった期間及び離職の理由などによって決定され、90日~360日の間でそれぞれ決められます。
受給期間の延長とは
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
- 公共職業訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、若年層向けのコースには1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。
受講手当とは
受講手当は、受給資格者が公共職業安定所長の指示した公共職業訓練等を受ける場合に支給されます。支給の対象となるのは、基本手当の支給の対象となる日のうち公共職業訓練等を受けた日です。
受講手当の日額は500円です。受講手当の上限額は20,000円です。
通所手当とは
通所手当は、受給資格者の住所又は居所から公共職業訓練等を行う施設へ通所するために交通機関、自動車等を利用する場合に支給されます。
通所手当の月額は通所方法によりますが、最高42,500円までです。
支給対象にならない日がある月については日割により減額して支給されます。
ポリテクセンター富山
富山県の職業訓練 ハローワーク
40代50代(就職氷河期世代)のための職業訓練(支援プログラム)
面接合格ワンポイント 人気コースは募集倍率4倍
公共職業訓練の平均倍率は1.5倍程度か
過去には平均倍率が2~4倍と言われていた職業訓練も、人手不足を背景に、ここ数年の公共職業訓練の平均的な倍率は1.5倍程度のようです。もちろん、人気のエリアの人気のコースは4~5倍の倍率もコースもあるようです。
*参考までに、東京都のTOKYOはたらくネットでは、直近の応募状況を公表しています。(求職者向け職業訓練「民間教育機関での職業訓練」の訓練実施予定というページで最近の応募状況があ公表されています。)
また、求職者支援訓練は、受講の要件に「雇用保険の失業給付の受給」がないので「失業給付の延長」や「受講手当」などの対象外となり、公共職業訓練に比べて応募者が少ないようです。
*ハローワークに行くと、求職者支援訓練の「募集期間の延長」チラシがあったりしますので、定員割れのコースも多いと思います。
長期専門人材育成訓練でも1.5倍程度
2年間の長期専門人材育成訓練でも、平均すると倍率は1.5倍程度のようです。定員が数名のコースは5倍とかもありますが(3人定員で応募者15人とか)、20人程度の定員ならば30人ぐらいの応募のようです。
もちろん、長期専門人材育成訓練の場合は、失業給付の延長で追加の支給額が200~400万円程度になるため、応募受付の際にハローワークの窓口で厳選されているとは思いますが。
「職業訓練をきっかけに、これから勉強を始めたいです!」は要注意
職業訓練は授業料が無料の場合や、雇用保険の失業給付の延長・手当の給付の場合など、何らかの金銭的な特典がある制度です。訓練担当者はもとより、ハローワーク窓口で職業訓練を申込む際にも、緊張感をもった発言を心がけましょう。 業務的には全くの未経験であっても、ご自分の経験との接点や、職業訓練の分野については現在進行形で学習しているなどの発言ができたほうがよいです。